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J-GLOBAL ID:200903025596065676

複合シートの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993133658
Publication number (International publication number):1994346378
Application date: Jun. 03, 1993
Publication date: Dec. 20, 1994
Summary:
【要約】【目的】 極細繊維と弾性重合体からなる複合シートの製造において、極細繊維への変成を有機溶剤を使用せずアルカリ水溶液を使用する事により環境への影響が少なく、低コストの複合シートの製造方法を提供する。【構成】 ポリオキシアルキレン側鎖単位およびポリオキシアルキレン主鎖単位をそれぞれ5〜45重量%、合計で10〜50重量%含み、酸成分の0.5〜10モル%がスルホイソフタル酸であり、フェノールとテトラクロロエタンの等重量混合溶媒中での30°Cにおける極限粘度が0.3dl/g以上である共重合ポリエステルを被抽出成分とする極細繊維発生型繊維からなる繊維シートに高分子弾性体を含浸・凝固し、アルカリ水溶液で処理して極細繊維と高分子弾性体からなる複合シートを得る。
Claim (excerpt):
少なくとも1成分が除去することにより極細繊維に変成することのできる極細繊維発生型繊維からなる繊維シートに高分子弾性体を含浸・凝固し、該極細繊維発生型繊維の少なくとも1成分を除去することにより極細繊維と高分子弾性体からなる複合シートを製造する方法において、該極細繊維発生型繊維を構成する除去可能なポリマーが、主としてジカルボン酸単位、ジオール単位、一般式【化1】[式中xおよびyはそれぞれ0または1を表し、R1は炭素数1から18の炭化水素基を表し、R2はアルキレン基を表し、n1は平均重合度を表す10から100の数を表す。]で示される構造単位、一般式-O-(R3-O)n2- (II)(式中、R3はアルキレン基を表し、n2は平均重合度を表す10から100の数である。)で示される構造単位、および一般式【化2】(式中、Arは3価の芳香族基を表し、Mは金属塩を表す)で示される構造単位からなり、一般式(I)で示される構造単位および一般式(II)で示される構造単位の含有率がそれぞれ5〜45重量%であり、一般式(I)で示される構造単位および一般式(II)で示される構造単位の含有率の合計が10〜50%であり、一般式(III)で示される構造単位の含有率が、該共重合ポリエステルを構成する全酸成分に対して0.5〜10モル%であり、かつフェノールとテトラクロロエタンの等重量混合溶媒中での30°Cにおける極限粘度が0.3dl/g以上である共重合ポリエステルであり、該除去可能成分の除去方法がアルカリ溶液による抽出除去方法であることを特徴とする複合シートの製造方法。

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