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J-GLOBAL ID:200903025661149718

弾性リングの組付装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江原 省吾 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992133199
Publication number (International publication number):1993318238
Application date: May. 26, 1992
Publication date: Dec. 03, 1993
Summary:
【要約】【目的】 ワークの孔に形成された内周環状溝に、径方向外側への弾性復元力の弱いゴム製や合成樹脂製の弾性リングを確実に嵌入させることのできる弾性リングの組付装置を提供する。【構成】 下端の鍔状のリング保持部に弾性リングを係止保持した中空軸状のホルダの下降動作に関連して、弾性リングを、テーパガイドのテーパ孔に受け渡すと、ホルダに枢着された押圧爪の下端部がテーパ孔にそって徐々に閉方向に回動して、テーパ孔に受け渡された弾性リングを、ワークの内周環状溝の位置まで下方に押込む。押込まれた弾性リングは略円周等配部位が内方に凹んだ状態となる。しかる後、ホルダ内に枢着された押込軸が回動し、下端の押込部が弾性リングの一部をワークの内周環状溝に押込んだ後、ホルダが軸回り方向に回転して、弾性リングを順次ワークの内周環状溝に押込む。
Claim (excerpt):
下部支持体に貫通固定され、かつ、下方に向って徐々に縮径する貫通したテーパ孔を有するテーパガイドと、移動可能な上部支持体に装設された装置本体とからなり、上記装置本体を、上部支持体に軸回り方向に回転可能に、かつ、上記テーパガイドのテーパ孔に貫挿可能に貫通固定され、下端に弾性リングを係止保持可能な鍔状のリング保持部を設けた中空軸状のホルダと、ホルダの外周面円周等配部位に取付軸を介して径方向に開閉可能に、かつ、下端部に常時開方向への付勢力を作用させて枢着すると共に、上記の下端部をホルダのリング保持部と所定の間隔をおいて対向させた複数の押圧爪と、上記ホルダ内に枢軸を介して揺動可能に枢着され、上端をホルダより上方に突出させると共に、下端に、上記押圧爪の下端部とホルダのリング保持部との間で径方向外側に出没可能なL字形状の押込部を形成した押込軸と、上記押込軸の上端突出部と係合して押込軸を揺動させる揺動機構と、上記ホルダを軸回り方向に回転させる回転機構とで構成し、上記装置本体の下降動作に関連して、ホルダのリング保持部に係止保持された弾性リングを、テーパガイドのテーパ孔に、このテーパ孔との摺接により付勢力に抗して閉方向に回動する押圧爪で下方へ押圧可能に、かつ、押込軸の押込部で径方向外側に押出可能に受け渡すことを特徴とする弾性リングの組付装置。

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