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J-GLOBAL ID:200903025687363327

コイン用ステンレス鋼およびステンレス鋼製コインの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 順三 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994154540
Publication number (International publication number):1995070714
Application date: Jul. 06, 1994
Publication date: Mar. 14, 1995
Summary:
【要約】【目的】 コイニング加工前は軟質で加工性に優れ、コイニング加工後は硬度が高くかつ弱磁性を示して、特にゲーム機用コイン、メダル等の素材として好適なコイン用ステンレス鋼とコインの製造方法を提供することにある。【構成】 C:0.03wt%以下、Si:0.1 〜1.0 wt%、Mn:0.1 〜4.0 wt%、Ni:5〜15wt%、Cr:12〜20wt%、N:0.03wt%以下、O:50ppm 以下を含有し、必要に応じてCu:0.5 〜3.0 wt%、Mo:0.1 〜2.0 wt%の少なくとも1種を含有し、かつオーステナイト安定化指数M値が20.0〜23.0の範囲内で、フェライト化率F値が6以下であるコイン用ステンレス鋼、およびこのステンレス鋼の素材を50%の冷間圧延、 900〜1100°Cの熱処理を施した後、15〜25%のコイニング加工を施すステンレス鋼性コインの製造方法。
Claim (excerpt):
C:0.03wt%以下、 Si:0.1 〜1.0 wt%以下、Mn:0.1 〜4wt%以下、 Ni:5〜15wt%、Cr:12〜20wt%、 N:0.03wt%以下およびO:50ppm 以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ下記(1) 式で表されるオーステナイト安定化指数(M値)が20.0〜23.0の範囲内となるように前記各成分の含有量を調整して、コイニング加工によって弱磁性を示すようになる組成にしたことを特徴とするコイン用ステンレス鋼。【数1】 M=Ni+12.6(C+N)+0.35Si+0.7Mn +0.65Cr ...(1)
IPC (4):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/40 ,  C22C 38/58
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平1-287255

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