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J-GLOBAL ID:200903025696094525

重合体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中島 淳 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993337460
Publication number (International publication number):1995196715
Application date: Dec. 28, 1993
Publication date: Aug. 01, 1995
Summary:
【要約】【目的】 簡便で且つ重合開始効率及び重合の再現性がよく、狭い分子量分布及び制御可能な分子量を有する低ヒステリシスロス性に優れた重合体の製造方法を提供する。【構成】 ブタジエンのような共役ジエン及びスチレンのようなビニル芳香族炭化水素の少なくとも1つのモノマーの重合方法において、重合系中でモノマーの存在下で、ブチルリチウムのような有機リチウム化合物と、飽和型環状構造イミンのような2級アミン化合物と、を接触させて生成する可溶性開始剤を用いて重合を行い、得られた重合体にN-トリメチルシリル-ベンザルドイミンのようなアミノ化剤を添加し、加水分解させる。
Claim (excerpt):
炭化水素溶媒中ランダマイザーの存在下又は非存在下におけるリチウム系重合開始剤により共役ジエンモノマー及びビニル芳香族炭化水素モノマーの少なくとも1つのモノマーを用いた重合と得られた重合体の変性とを含む重合体の製造方法において、該リチウム系重合開始剤が、重合系中で少なくとも該モノマーの存在下、(1)有機リチウム化合物と(2)下記、一般式(A)で表されるアミン化合物及び一般式(B)で表されるイミン化合物から選ばれる少なくとも1つの2級アミン化合物とを接触させて生成する可溶性重合開始剤であり、前記重合が実質的に終了した後に、得られた重合体に下記一般式(C)で表されるアミノ化剤を反応させて重合体を変性すること、を含み、且つ、該重合体は高分子量体である、ことを特徴とする重合体の製造方法。【化1】(R1 及びR2 は脂肪族、脂環族、芳香族の各炭化水素基から選ばれる炭素数1〜20の炭化水素基を表し、同一であっても異なっていてもよい。)【化2】(Xは次の構造基から選ばれる。X-I :(CR3 R4 )n からなる飽和型環状構造基X-II :(CR5 R6 )m 及びNR7 若しくはOからなる飽和型環状構造基X-III:X-I、X-II構造基の環形成部における炭素・炭素単結合の少なくとも一部を炭素・炭素二重結合とした分子構造の環状構造基R3 、R4 、R5 及びR6 は、水素又は、脂肪族、脂環族及び芳香族の各炭化水素基から選ばれる炭素数1〜20の炭化水素基を表し、また、R7 は、脂肪族、脂環族及び芳香族の各炭化水素基から選ばれる炭素数1〜20の炭化水素基を表し、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7 は同一であっても異なっていてもよい。nは3〜15の整数、mは2〜9の整数を表す。)【化3】一般式(C)XR4 N(SiR1 R2 R3 )2又はR5 R6 C=N-Y(式中、Xはハロゲン原子、R1 、R2 及びR3 は炭素数1〜12の脂肪族、脂環族及び芳香族の各炭化水素基を表し、互いに結合して環を形成してもよい。R4 は炭素数1〜12のアルキレン基、R5 及びR6 は炭素数1〜10の脂肪族、脂環族及び芳香族の各炭化水素基若しくは水素、Yは、-S-C6 H5 若しくは-SiR1 R2 R3 を表す。)
IPC (3):
C08F 4/48 MPQ ,  C08F 8/30 MHM ,  C08F236/10

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