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J-GLOBAL ID:200903026082020998

画像の物体領域切り出し装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 秋田 収喜
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991246399
Publication number (International publication number):1993089242
Application date: Sep. 26, 1991
Publication date: Apr. 09, 1993
Summary:
【要約】【目的】 3つの入力画像において、物体が重なっている場合でも物体領域を正しく抽出する。また、画像入力時の照明条件や背景の変化の影響を抑える。また、微少な動きしかしない物体に対しても正しく物体領域を切り出す。【構成】 取り込んだ3つの入力画像Fn-2,Fn-1,Fnに対して、Fn-2とFn-1及びFn-1とFnの輝度値の差分を2値化した差分画像Sn-1及びSnを求め、この差分画像Sn-1とSnの論理積から物体領域を切り出すが、本発明では、差分画像Sn-1、及び、Snを領域拡大手段により差分領域をそれぞれ拡大し、拡大した差分画像について論理積をとり、内部を塗りつぶすことにより物体領域を切り出す構成となっている。
Claim (excerpt):
映像入力装置により取り込んだ各入力画像のうちから選択した3枚の入力画像F1、F2及びF3について、入力画像F1とF2に対して同じ座標値の画素が持つ値を比較して、予め設定しておいたしきい値以上の差がある画素からなる領域をF1とF2の差分領域として検出する第1の手段と、第1の手段で検出したF1とF2の差分領域を拡大し、拡大した領域を出力する第2の手段と、入力画像F2とF3に対して、同じ座標値の画素が持つ値を比較し、予め設定しておいたしきい値以上の差がある画素からなる領域をF2とF3の差分領域として検出する第3の手段と、第3の手段で検出したF2とF3の差分領域を拡大し、拡大した領域を出力する第4の手段と、前記第2の手段から出力される領域内の画素と第4の手段から出力される領域内の画素とで同じ座標値を持つ画素を求め、求めた画素からなる領域を共通領域として出力する第5の手段と、該第5の手段から出力される共通領域をもとに物体領域を切り出す第6の手段を備えたことを特徴とする画像の物体領域切り出し装置。

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