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J-GLOBAL ID:200903026228172051

エコー・雑音成分除去装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 工藤 宣幸
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997112248
Publication number (International publication number):1998304489
Application date: Apr. 30, 1997
Publication date: Nov. 13, 1998
Summary:
【要約】【課題】 ノイズキャンセラの出力信号を適応フィルタの係数更新に利用したとしても、エコー成分を安定かつ良好に除去できるようにする。【解決手段】 エコーキャンセラの適応フィルタが、(1)入力されてきた受信信号系列を疑似エコー信号を形成させるために保持する疑似エコー形成用受信信号保持手段と、(2)ノイズキャンセラで発生する処理遅延に応じた過去の受信信号系列を保持する遅延補償用受信信号保持手段と、(3)ノイズキャンセラの出力信号と遅延補償用受信信号保持手段に保持されている過去の受信信号系列とを利用してフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段と、(4)疑似エコー形成用受信信号保持手段に保持されている受信信号系列と、その時点でのフィルタ係数とに基づいて疑似エコー信号を形成する疑似エコー形成手段とを有する。
Claim (excerpt):
疑似エコー信号を形成する適応フィルタを有して送信信号に含まれているエコー成分を除去するエコーキャンセラと、送信信号に含まれている背景雑音成分を除去するノイズキャンセラとを、音声送信経路上にこの順で有し、上記ノイズキャンセラの出力信号を上記適応フィルタのフィルタ係数の更新のための信号として利用するエコー・雑音成分除去装置において、上記適応フィルタが、入力されてきた受信信号系列を疑似エコー信号を形成させるために保持する疑似エコー形成用受信信号保持手段と、上記ノイズキャンセラで発生する処理遅延に応じた過去の受信信号系列を保持する遅延補償用受信信号保持手段と、上記ノイズキャンセラの出力信号と上記遅延補償用受信信号保持手段に保持されている過去の受信信号系列とを利用してフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段と、上記疑似エコー形成用受信信号保持手段に保持されている受信信号系列と、その時点でのフィルタ係数とに基づいて疑似エコー信号を形成する疑似エコー形成手段とを有することを特徴とするエコー・雑音成分除去装置。
IPC (5):
H04R 3/02 ,  G10K 11/178 ,  G10L 9/00 ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/60
FI (5):
H04R 3/02 ,  G10L 9/00 H ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/60 C ,  G10K 11/16 H
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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