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J-GLOBAL ID:200903026242030227
人工魚礁及び人工魚礁の製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
吉川 晃司
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997031322
Publication number (International publication number):1998210879
Application date: Jan. 29, 1997
Publication date: Aug. 11, 1998
Summary:
【要約】【課題】従来の人工魚礁は、魚介類の生息場所としての物理的環境を与えるのみで、餌となる海藻等を積極的に提供するものではない。このため、海洋にほとんどミネラルが供給されない現状では、魚介類の餌となる大型藻類の不足を解消し磯焼けを積極的に防止して、適正な一連の生態系を作り出すことを期待するのは困難である。【解決手段】端下がりに傾斜した屋根5を有する魚礁構築物3を用意し、藻類が繁殖するのに有効な成分を含んだ人造石7を作り、この人造石7にカジメ等の海藻を予め繁殖成長させたものを漁礁構築物3の屋根5に多数固定することで人工漁礁を構成し、これを海中に沈める。従って、長い年月をかけて藻類の繁殖を待つ方式の従来の人工魚礁に較べ、魚介類にとって好適な環境である生態系を即効的に作り出すことができる。
Claim (excerpt):
水中に沈めて魚介類に好適な生息環境を与える人工漁礁において、屋根を有する魚礁構築物と、藻類が繁殖するのに有効な成分を含んだ人造石と、前記人造石に予め繁殖成長させた藻類とを備え、少なくとも前記屋根上に前記人造石が多数固定されたことを特徴とする人工漁礁。
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