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J-GLOBAL ID:200903026593692080
薄型電磁変換器
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
茂見 穰
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996170615
Publication number (International publication number):1997331596
Application date: Jun. 10, 1996
Publication date: Dec. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】 振動膜の周辺部での共振による異音(雑音)発生を抑制し、局所的にも全体的にも自由に振動できるようにして、大きな振幅がとれるようにする。また装置を製造し易く、薄型化し易くする。【解決手段】 永久磁石板10、それに対向する振動膜12、それらの間に介在する緩衝部材14、振動膜の永久磁石板に対する位置を規制する支持部材16を具備している。永久磁石板は、平行縞状の多極着磁パターンを有し、そのニュートラルゾーンに排気用貫通穴18を配列した一体構造である。振動膜は、薄く柔軟な樹脂フィルム20にコイル22をプリント配線した構造であって、コイルの直線部分が永久磁石板のニュートラルゾーンに対応する位置に設けられ、全面で厚み方向に自由に変位できるように支持されている。緩衝部材は、軟質で且つ通気性を有し振動膜とほぼ同じ大きさのシートを複数枚積み重ねた構造である。
Claim (excerpt):
永久磁石板と、該永久磁石板に対向するように配置した振動膜と、該振動膜と前記永久磁石板との間に介在する緩衝部材と、前記振動膜の永久磁石板に対する相対位置を規制する支持部材とを具備し、前記永久磁石板は、その振動膜対向面のほぼ全面に帯状のN極とS極とが交互に現れる平行縞状の多極着磁パターンが形成され、且つ着磁パターンにおけるニュートラルゾーンの位置に多数の排気用貫通穴を配列した一体構造をなし、前記振動膜は、薄く柔軟な樹脂フィルムに、蛇行形状の導線パターンからなるコイルをプリント配線した構造であって、該導線パターンの直線部分が前記永久磁石板のニュートラルゾーンに対応する位置に設けられ、周辺部にて固定されずに、前記支持部材によって面内方向の変位は規制されるが、厚み方向には自由に変位できるように支持されており、前記緩衝部材は、軟質で且つ通気性を有し前記振動膜とほぼ同じ大きさのシートを複数枚積み重ねた構造をなし、該シートと前記永久磁石板もしくは振動膜との間に隙間を有するように配設されていることを特徴とする薄型電磁変換器。
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