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J-GLOBAL ID:200903026594254184

低降伏比を有する高強度ラインパイプ用鋼

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 田村 弘明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995018308
Publication number (International publication number):1996209291
Application date: Feb. 06, 1995
Publication date: Aug. 13, 1996
Summary:
【要約】【目的】 HAZ靱性、現地溶接性の優れた引張強さ950MPa以上(API規格X100超)の超高強度・低降伏比ラインパイプ用鋼を提供する。【構成】 低炭素-高Mn-Ni-Mo-Nb-微量Ti系で、そのミクロ組織がマルテンサイト・ベイナイトと分率にして20〜90%のフェライトの硬軟2相混合組織からなり、かつフェライト中に50〜100%の加工フェライトを含有し、5μm以下のフェライト粒径を有すること。【効果】 低温靱性、現地溶接性の優れた超高強度・低降伏比ラインパイプ用鋼(X100超)の製造が可能となった。その結果、パイプラインの安全性が著しく向上すると共に、パイプラインの施工能率、輸送効率の大幅な向上が可能となった。
Claim (excerpt):
重量%で、C :0.05〜0.10%、Si:0.6%以下、Mn:1.8〜2.5%、P :0.015%以下、S :0.003%以下、Ni:0.1〜1.0%、Mo:0.35〜0.60%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.06%以下、N :0.001〜0.006%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、下記式で定義されるP値が1.9以上、2.8以下の範囲にあり、さらにそのミクロ組織がマルテンサイト、ベイナイトおよびフェライトからなり、フェライト分率が20〜90%で、かつフェライト中に加工フェライトを50〜100%含有し、フェライト平均粒径が5μm以下であることを特徴とする低降伏比を有する低温靱性に優れた高強度ラインパイプ用鋼。P=2.7C+0.4Si+Mn+0.8Cr+0.45(Ni+Cu)+Mo+V-1
IPC (4):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58

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