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J-GLOBAL ID：200903026960693625

新規蛋白質とその抗体、並びにその新規蛋白質の製造方法

Inventor： 岩城 完三 ,  牛尾 真平 ,  栗本 雅司
Applicant, Patent owner： 株式会社林原生物化学研究所
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992166659
Publication number (International publication number)：1993310798
Application date： May. 14, 1992
Publication date： Nov. 22, 1993
Summary：

【要約】【目的】 癌転移に関与する新規蛋白質を提供することにより、癌転移研究のみならず、癌転移の診断ならびに治療における有用な手段を与える。【構成】 本発明は、ヒト大腸癌細胞由来RPMI 4788細胞の癌転移を促進させる活性を有する新規蛋白質と、その抗体、およびその新規蛋白質の製造方法、を構成とする。本発明の新規蛋白質、あるいはその部分アミノ酸構造を認識する抗体は、癌転移研究のみならず、癌転移診断剤並びに癌転移抑制剤として有利に利用できる。

Claim (excerpt)：

理化学的性質が、(1)分子量45,000±5,000(2)等電点pI=6.0±1.0(3)部分アミノ酸配列Glu-Thr-Asp-Lys-Glu-GlyおよびPhe-Pro-Asn-Asp-Glu-Ala-Lysを有する(4)紫外線吸収スペクトル280nm付近に最大吸収を示す(5)溶剤に対する溶解性水、生理食塩水またはリン酸緩衝液に可溶(6)癌転移促進活性ヒト大腸癌由来の培養株化細胞であるRPMI 4788細胞(微工研条寄第2429号)の転移を促進させる活性を有する(7)癌転移促進活性の安定性水溶液(pH7.2)で100°C、10分間の条件により失活する水溶液(pH7.2)で4°C、一ケ月間の条件で安定である新規蛋白質。

IPC (8)：

C07K 15/12 ,  A61K 39/00 ,  A61K 39/00 ADU ,  A61K 39/395 ,  A61K 49/00 ,  C07K 3/12 ,  C07K 15/04 ZNA ,  C07K 15/14