Pat
J-GLOBAL ID:200903027244672591

マイクロチップ電気泳動装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野口 繁雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997247746
Publication number (International publication number):1999064279
Application date: Aug. 27, 1997
Publication date: Mar. 05, 1999
Summary:
【要約】【目的】 マイクロチップ電気泳動で検出感度を高め、かつ測定対象への汎用性を広げる。【構成】 マイクロチップ2はベースプレート4とカバープレート6から構成されており、ベースプレート4表面には互いに交差する分離流路8、サンプル流路10が泳動用キャピラリー溝として形成されている。カバープレート6にはリザーバ12a,12b,12c,12d及びプリズム14が設けられており、プリズム14はカバープレート6の役割をするようにベースプレート4に接している。分離流路8上に位置するプリズム14の面にはAu薄膜16が50nmの厚みで蒸着されている。分離流路8の吸光度検出領域1では吸光度検出を行ない、分離流路8の屈折率検出領域3では表面プラズモン共鳴屈折率測定を行なう。
Claim (excerpt):
一対の透明板状部材を備え、少なくとも一方の板状部材の表面に液が流れる溝が形成され、他方の板状部材にはその溝上に金属薄膜を介してプリズム、及びその溝に対応する位置に貫通する穴が設けられ、これら板状部材が前記溝を内側にして貼り合わされてその溝により分離流路を形成してなるマイクロチップと、分離流路の両端間に流動電圧を印加する泳動電源装置と、分離流路の所定の範囲にわたって第一の光を照射する第一の照射手段と、分離流路内で分離された目的成分による前記第一の光の吸収又は発光を検出するための、分離流路にそって配列された複数個の受光素子を有する第一の光検出手段と、前記第一の光検出手段による測定を繰り返して行ない、その測定信号を受光素子ごとに積算した後にデータ処理を行なう第一のデータ処理部と、前記プリズム上面から前記金属薄膜と前記プリズムの界面で全反射する条件で第二の光を照射する第二の照射手段と、前記第二の光の反射光を検出するための第二の検出手段と、前記第二の光検出手段からの測定信号をデータ処理する第二のデータ処理部と、を備えたことを特徴とするマイクロチップ電気泳動装置。
FI (2):
G01N 27/26 331 E ,  G01N 27/26 331 K

Return to Previous Page