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J-GLOBAL ID:200903027623838375

液晶表示素子

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 一雄 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995264416
Publication number (International publication number):1997105957
Application date: Oct. 12, 1995
Publication date: Apr. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】 液晶分子のプレチルト角制御が容易な範囲で、OCBモードLCD(OCBモード液晶表示素子)の転移時間を短縮し、大容量で高精細な表示を実現した実用化可能な構成のOCBモードLCDを提供する。【解決手段】 OCBモードLCDの液晶分子配列のスプレイ配列からベンド配列への転移を、ツイスト配列を経由したものとすることにより、転移がスムーズに起こり、極めて短時間で完了する。具体的には、電圧無印加状態におけるスプレイ配列を、2 ゚ないし30 ゚の範囲の捻れ角を有する分子配列とする。プレチルト角は、0.5 ゚ないし5 ゚の範囲内であれば良く、また、所定の捻れ角を生じさせるために適量のカイラル材を液晶材料に添加しても良い。
Claim (excerpt):
それぞれ一主面上に電極が形成され、液晶セルを構成する2枚の基板と、対向配置された前記2枚の基板間に挟持され、ネマティック液晶組成物を含む液晶材料からなる液晶層と、前記2枚の基板の前記電極が形成された前記各一主面以外の各主面側にそれぞれ配置された2枚の偏光板と、少なくとも一方の前記偏光板と前記液晶セルとの間に挿入配置された光学異方層とを備え、前記電極による前記液晶層への電圧印加が無印加の状態における前記ネマティック液晶組成物の液晶分子配列がスプレイ配列をなし、前記電極により前記液晶層に電圧を印加した一状態における前記液晶分子配列がベンド配列、または微少に捻れを含んだベンド配列をなし、前記電極から前記液晶層への電圧印加による前記液晶分子配列の前記スプレイ配列から前記ベンド配列、または前記微少に捻れを含んだベンド配列への転移が、ツイスト配列を経由した転移であることを特徴とする液晶表示素子。

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