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J-GLOBAL ID:200903027729694178
造礁サンゴの破片を海中に垂下する事による、サンゴの 増殖法と移植法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993132317
Publication number (International publication number):1994303875
Application date: Apr. 22, 1993
Publication date: Nov. 01, 1994
Summary:
【要約】【目的】 過去において、オニヒトデによる食害や、赤土の海への流入などにより死滅してしまつたサンゴ礁の自力での復元の手助けを行い、水産業の振興に寄与し、さらには観光資源として、サンゴを利用できるようにする。【構成】 造礁サンゴより、莢肉部を含む破片を折り取り、適当な付着体にその、小骨格を固定する。筏等より小骨格を固定した付着体ごと垂下して、サンゴを生長させて増殖する。適当な形状や材質の付着体を使用する事によりサンゴの大量の増殖と移植が可能となる。
Claim (excerpt):
以下の方法による造礁サンゴの増殖法と移植法(1)サンゴ群体から莢肉部で覆われた骨格を含む破片を採取し、任意の形状の付着体に固定し、海底より離して海水中に垂下、付着体表面で十分に生長させて付着体と一体化させる事によって、移植用の親株とする事を特徴とするサンゴの増殖法。(2)サンゴの移植は、(1)により増殖した付着体ごと、海底の基体に対して行い、基体への固定は、基体へあらかじめ釘、または杭などを打ち込み、それらに結びつけたり、くさびで止めて行うか、または、付着体に釘、または杭を打ち込んで基体に固定する、海況が好条件であれば、特別な固定を行わずに海底に置くだけで行う。
Patent cited by the Patent:
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