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J-GLOBAL ID:200903027762515092

燃料電池の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 辰彦 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996254483
Publication number (International publication number):1998106590
Application date: Sep. 26, 1996
Publication date: Apr. 24, 1998
Summary:
【要約】【課題】大出力の得られる高温固体電解質型燃料電池の製造方法を提供する。【解決手段】多孔質電極1上に、YZ粉末を含む第1の溶液組成物により下塗り塗膜を形成し、焼成してYSZからなる多孔性の下地層2を形成する。下地層2上に、ジルコニウムアルコキシドと、硝酸イットリウム水和物と、前記両化合物を均質に溶解する第1の溶媒と、前記両化合物及びその反応生成物を均質に溶解する第2の溶媒とからなる第2の溶液組成物により上塗り塗膜3を形成し、焼成して、YSZからなる緻密な固体電解質膜4を、下地層3と一体的に形成する。上塗り塗膜3は、下地層2上に第2の溶液組成物をコーティングし、300〜700°Cに60〜1200秒で昇温し、前記範囲の温度で仮焼して乾燥する。固体電解質膜4は、前記上塗り塗膜3を複数回繰り返し形成したのち、1100〜1400°Cで硬焼する。固体電解質膜4を形成する操作は複数回行う。
Claim (excerpt):
高温固体電解質型燃料電池の多孔質電極上に、イットリア含有ジルコニア粉末を含む第1の溶液組成物により下塗り塗膜を形成し、該下塗り塗膜を焼成してイットリア安定化ジルコニアからなる多孔性の下地層を形成する下地層形成工程と、前記下地層上に、ジルコニウムアルコキシドと、硝酸イットリウム水和物と、前記両化合物及びその反応生成物を均質に溶解する溶媒とからなる第2の溶液組成物により上塗り塗膜を形成し、該上塗り塗膜を焼成して、イットリア安定化ジルコニアからなる緻密な固体電解質膜を、前記下地層と一体的に形成する固体電解質膜形成工程とを備える燃料電池の製造方法であって、前記固体電解質膜形成工程は、前記下地層が形成された多孔質電極に前記第2の溶液組成物を塗布し、300〜700°Cの範囲の温度に60〜1200秒の範囲の時間で昇温して、前記範囲の温度で仮焼して乾燥する仮焼工程と、前記仮焼工程を複数回繰り返したのち、1100〜1400°Cの範囲の温度で硬焼して、前記第2の溶液組成物から生成したジルコニアを結晶化させる硬焼工程とからなることを特徴とする燃料電池の製造方法。
IPC (2):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (3):
H01M 8/02 E ,  H01M 8/02 K ,  H01M 8/12
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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