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J-GLOBAL ID:200903027887056162

窒化ケイ素基焼結体およびその被覆焼結体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993139994
Publication number (International publication number):1994329470
Application date: May. 19, 1993
Publication date: Nov. 29, 1994
Summary:
【要約】【目的】 高靭性で耐熱衝撃性にすぐれた、特に湿式の断続切削用またはフライス切削用の工具として最適な窒化ケイ素基焼結体およびその被覆焼結体の提供にある。【構成】 α-Si3N4/α-Si3N4+β-Si3N4の重量比が0.3以下でなる窒化ケイ素を主成分とするマトリックス70〜95重量%と、残部がSiとMgと希土類元素の中の1種以上とを含んだ酸化物または酸窒化物でなるガラス質相、もしくは該ガラス質相と希土類元素の中の1種以上とSi,Hf,Zrの中の1種以上とを含んだ複合酸化物または複合酸窒化物でなる結晶質相との粒界相であって、該粒界相中の希土類元素の総モル数をRと表わし、Mgのモル数をMと表わしたときに、R/M≦0.86からなることを特徴とする窒化ケイ素基焼結体。【効果】 Mgと希土類元素とを含有した酸化物または酸窒化物の粒界相からなる従来の窒化ケイ素基焼結体に比べて、曲げ強度,破壊靭性値,耐摩耗性および耐欠損性が顕著にすぐれる。
Claim (excerpt):
窒化ケイ素を主成分とするマトリックス70〜95重量%と、残部が酸化物,酸窒化物および/または窒化物の粒界相と不可避不純物とからなる焼結体において、該マトリックスにおける窒化ケイ素は、α-Si3N4/α-Si3N4+β-Si3N4の重量比が0.3以下であり、該粒界相がSiとMgと希土類元素の中の1種以上とを含んだ酸化物または酸窒化物でなるガラス質相、もしくは該ガラス質相と希土類元素の中の1種以上とSi,Hf,Zrの中の1種以上とを含んだ複合酸化物または複合酸窒化物でなる結晶質相からなり、該粒界相中の希土類元素の総モル数をRと表わし、Mgのモル数をMと表わしたときに、R/M≦0.86からなることを特徴とする窒化ケイ素基焼結体。
IPC (5):
C04B 35/58 102 ,  C04B 35/58 ,  C04B 35/58 302 ,  C04B 41/88 ,  C04B 41/89
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (11)
  • 特開昭62-030665
  • 特開昭59-026976
  • 特開昭63-151680
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