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J-GLOBAL ID:200903028122866472

遠赤外線増殖による木材熱処理炉

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大滝 均
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993308723
Publication number (International publication number):1995139880
Application date: Nov. 15, 1993
Publication date: Jun. 02, 1995
Summary:
【要約】【目的】本発明は木材を乾燥させる前の生長応力を除去するために、材色をそこなわない比較的低温(60°C〜80°C)の加熱室の温度でも、その熱源に熱効率の高い遠赤外線をできるだけ多く発生させることにより、2〜3日間で生長応力を除去し、コストを大幅に引き下げようとしたものである。【構成】本発明は、木材の生長応力を除去するのに必要な温度に木材の内部にまで短時間で上げるため、熱効率の高い遠赤外線が30%ほど占めている木質燃料2を燃焼させ炎の上部にはロストル4をおき、その上に多孔質のセラミック又はそれに近い火山溶岩等5をのせて赤熱させることにより、多くの遠赤外線が発生するようにし、その熱風は風道6を通って隣室遠赤外線増殖室22の中に遠赤外線増殖用のセラミックス又は高密度の溶岩等23を適度の空隙を作りながら堆積させた中を通り抜け、蓄熱と更に遠赤外線の増殖をはかりながら、加熱室27の壁面8に設けられた風穴20に白金網又はステンレス網21をくぐって加熱室27に充満させる構成とした。
Claim (excerpt):
空気吸入口を備え、木質燃料を投入し、燃焼させる燃焼用ロストルを有する燃焼室と、該燃焼室と風道によって連結され、内部に高密度溶岩等の遠赤外線増殖用セラミック材が充填され高効率に遠赤外線を発生させる遠赤外線増殖室と、内部の温度を調節するための換気扇を備える一方、内部の熱を外に逃がさないようにするガラスウール断熱材および遠赤外線に効率よく変換するセラミックスボードを壁面に備えた加熱室とからなり、該加熱室と前記遠赤外線増殖室の間には、熱風を通す風穴を有する隔壁および燃焼の火のこが前記加熱室27内に入り込まないように設けられる白金網またはステンレス網とを有し、前記換気扇の回転により、前記加熱室の熱風を外部に排出する風道管とを有することを特徴とする遠赤外線増殖による木材熱処理炉。
IPC (3):
F26B 23/04 ,  F26B 3/30 ,  F26B 9/06
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平2-208485
  • 特開平1-114686

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