Pat
J-GLOBAL ID:200903028334811376

振動制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 順三 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991285017
Publication number (International publication number):1993118860
Application date: Oct. 30, 1991
Publication date: May. 14, 1993
Summary:
【要約】【目的】 各圧電素子に駆動、帰還および検出の三つの機能を持たせ、個々の圧電素子の特性差や接着層の温度依存性等に影響されずに振動子を駆動する振動制御装置において、振動子の駆動効率を有効に向上する。【構成】 横断面形状が多角形を成す共振点を有する振動体14の非平行な第1,第2の側面14a,14b に、少なくとも振動体14の幅方向に二分割した電極15a,15b,16a,16b を有する第1,第2の圧電素子15,16 を設けた振動子13を、インピーダンス素子Z1,Z2,Z3,Z4 を介して駆動装置30により振動させ、その各電極と対応するインピーダンス素子とのそれぞれの接続点19a,19b,19c,19d における出力から演算手段20a,20b,21により(Va-Vb+Vc-Vd) または(-Va+Vb-Vc+Vd)を演算して駆動装置30に帰還させるようにした振動制御装置であって、駆動装置30の出力を前記演算手段の出力に対して微分値的位相角関係に設定する位相調整手段31,32を設ける。
Claim (excerpt):
横断面形状が多角形をなす共振点を有する振動体の第1の側面および該第1の側面と非平行な第2の側面に、少なくとも該振動体の幅方向に二分割した電極をそれぞれ有する第1の圧電素子および第2の圧電素子を貼着してなる振動子と、前記第1,第2の圧電素子の各電極に接続したインピーダンス素子と、これらインピーダンス素子を介して前記第1,第2の圧電素子の各電極に駆動電圧を印加して前記振動子を所定の振動方向に振動させる駆動装置と、前記振動子の所定の振動方向において屈曲状態が等しくなる前記第1,第2の圧電素子のそれぞれの一方の電極と対応する前記インピーダンス素子とのそれぞれの接続点における出力をVa,Vc、前記第1,第2の圧電素子のそれぞれの他方の電極と対応する前記インピーダンス素子とのそれぞれの接続点における出力をVb,Vdとするとき、(Va-Vb+Vc-Vd)または(-Va+Vb-Vc+Vd)を演算する演算手段とを具え、この演算手段の出力を前記駆動装置に帰還して前記振動子を前記所定の振動方向に自励振動させる振動制御装置であって、前記駆動装置の出力を前記演算手段の出力に対して微分値的位相角関係に設定する位相調整手段を設けたことを特徴とする振動制御装置。

Return to Previous Page