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J-GLOBAL ID:200903028395782310
円筒構造を有する有機無機複合体、中空糸状金属酸化物、およびそれらの製造方法
Inventor:
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,
Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
筒井 知
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999108922
Publication number (International publication number):2000203826
Application date: Apr. 16, 1999
Publication date: Jul. 25, 2000
Summary:
【要約】【課題】 有機低分子ゲルを鋳型として、新しい有機無機複合体および無機材料を得る。【解決手段】 イオン性部位を有し有機溶媒または有機溶媒と水との混合溶媒の中でゲルを形成し得る有機低分子と、金属酸化物の前駆体を含有するゾルゲル反応溶液とから得られる混合液中で有機低分子のゲルを形成させた後、ゲル形成した系を保持して金属酸化物の重合を進行させることにより、内側が有機分子で、外側が金属酸化物であるナノメータのオーダーの円筒状構造の有機無機複合体が得られる。さらに、この有機無機複合体から有機低分子を除去することにより、中空糸状の金属酸化物を得ることができる。有機低分子として好ましい例は、イオン性部位を有しアゾベンゼン部位を含むコレステロール誘導体であり、金属酸化物は、例えば、シリカである。
Claim (excerpt):
(1)イ.イオン性部位を有し、有機溶媒または有機溶媒と水との混合溶媒の中でゲルを形成し得る有機低分子、ロ.金属酸化物の前駆体、該金属酸化物の前駆体からゾルゲル反応により金属酸化物重合体を生成するための触媒、水、および、必要により該金属酸化物の前駆体、触媒、水を溶解し得る溶媒から成るゾルゲル反応溶液、ならびに、ハ.必要により前記有機低分子と前記ゾルゲル反応溶液とを溶解し得る有機溶媒、を含有する均一混合液を調製する工程、(2)イ.前記均一混合液から前記有機溶媒を除去するか、ロ.前記均一混合液を加熱した後、冷却するか、またはハ.前記均一混合液を冷却する、ことにより前記有機低分子のゲルを形成させる工程、ならびに(3)前記ゲル形成した系を保持して、金属酸化物の重合を進行させる工程、を含むことを特徴とする、繊維状有機分子の表面に金属酸化物が付着した有機無機複合体の製造方法。
IPC (6):
C01B 33/151
, B01J 20/10
, B01J 21/08
, C01B 13/32
, C07J 9/00
, D01D 5/24
FI (6):
C01B 33/151
, B01J 20/10 A
, B01J 21/08 Z
, C01B 13/32
, C07J 9/00
, D01D 5/24
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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シリカ製細管およびその製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平7-028851
Applicant:昭和電工株式会社
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棒状メソポーラス粉体及びその製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平9-279465
Applicant:株式会社資生堂
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