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J-GLOBAL ID:200903028494014316

列車検知装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大塚 学
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001189182
Publication number (International publication number):2003002197
Application date: Jun. 22, 2001
Publication date: Jan. 08, 2003
Summary:
【要約】【課題】検知地点の軌道1の両外側の漏洩同軸ケーブル51,53間のレール上を空間伝送路として列車の有無を検出する列車検知装置を設置するとき、設置場所毎の線路の構造による物理的条件の差や、気象の変化による伝搬ロスの変化があるために、列車がいないときの基準値の調整や設定に時間がかかり、季節毎に再調整が必要であるという欠点を解消する。【解決手段】送信部3の送信出力を2つに分岐し、一方を検知ループ5の送受信用ケーブル51,53を介して受信信号として合成器8に入力し、他方をベクトル調整部7を介して基準信号として合成器8に入力して受信信号とベクトル合成する。受信制御部9は列車がいないとき合成器8に入力される基準信号と受信信号とが逆相で相殺されるように基準信号の振幅と位相を調整して初期基準値を設定し季節毎に自動調整更新設定するように構成した。
Claim (excerpt):
軌道を走行する列車を所定の検知地点で検知するために、所定の周波数の高周波信号を発生し送信信号と基準信号の2つに分岐出力する送信部と、前記検知地点の軌道の一方のレールの外側に沿って所定の長さで展張され一端から前記送信信号を給電する送信側漏洩ケーブルと、該送信側漏洩ケーブルに対向して他方のレールの外側に沿って展張され前記送信側漏洩ケーブルから放射される電磁波を受信して他端から受信信号を取り出す受信側漏洩ケーブルとからなる検知ループと、前記送信部から分岐出力される前記基準信号の振幅と位相を外部からの減衰量・移相量制御信号によって調整するベクトル調整部と、前記受信側漏洩ケーブルからの前記受信信号が一方の入力端子に入力され、前記ベクトル調整部からの前記基準信号が他方の入力端子に入力されてベクトル合成された合成信号を出力する合成器と、前記合成信号を入力とし、前記検知地点に列車が存在しないとき前記合成器に入力される前記受信信号に対して前記基準信号が逆相で同振幅のとき相殺されて前記合成信号レベルが最小になるように前記ベクトル調整部によって該基準信号の減衰量と移相量を調整設定する初期設定手段によって初期特性を設定し、前記合成器の出力を監視して前記検知地点に列車が到来して前記受信信号の振幅と位相の両方またはいずれか一方が変化し前記合成信号レベルが所定のしきい値を超えたとき列車の存在を示す検知信号を出力する受信制御部とが備えられた列車検知装置。
F-Term (5):
5H161AA01 ,  5H161BB04 ,  5H161CC13 ,  5H161DD23 ,  5H161FF01

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