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J-GLOBAL ID:200903028650203817

リビング重合開始剤及びそれを用いる重合方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 牧野 逸郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994179850
Publication number (International publication number):1996041117
Application date: Aug. 01, 1994
Publication date: Feb. 13, 1996
Summary:
【要約】【目的】ビニル化合物のリビング重合によって、分子量が規制され、分子量分布の狭い重合体を得ることができる新規なリビング重合開始剤を提供することを目的し、更に、そのようなリビング重合開始剤を用いるリビング重合方法を提供することにある。【構成】本発明によるリビング重合開始剤は、(A)所定のハロゲン化炭化水素又はハロゲン化スルホニル化合物からなる開始剤と、(B)(B1)周期律表第VIII族元素を中心金属とする金属錯体と(B2)所定のルイス酸とからなる活性化剤とからなることを特徴とする。本発明によるリビング重合方法は、このようなリビング重合開始剤の存在下に不飽和カルボン酸又はその誘導体を重合させることを特徴とする。
Claim (excerpt):
(A)(A1)一般式CX1X2X3X4(式中、X1、X2、X3及びX4は同一でも、異なっていてもよいが、X1、X2、X3及びX4のうちの少なくとも1つは塩素、臭素及びヨウ素よりなる群から選ばれるハロゲン原子を示し、その他は水素か、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1〜5のアルキル基を示す。)で表わされるハロゲン化炭化水素、又は(A2)一般式RSO2X(式中、Rはハロゲン原子にて置換されていてもよい炭化水素基を示し、Xは塩素、臭素及びヨウ素よりなる群から選ばれるハロゲン原子を示す。)で表わされるハロゲン化スルホニル化合物からなる開始剤と、(B)(B1)周期律表第VIII族元素を中心金属とする金属錯体、及び(B2)(b21)一般式AlY1Y2Y3(式中、Y1、Y2及びY3はハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基及びアリロキシ基から選ばれる基を示す。)で表わされるルイス酸、又は(b22)一般式MZ1Z2Z3Z4(式中、MはTi(IV)又はSn(IV)を示し、Z1、Z2、Z3及びZ4はハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基及びアリロキシ基から選ばれる基を示す。)で表わされるルイス酸からなる活性化剤とからなることを特徴とするリビング重合開始剤。
IPC (3):
C08F 4/00 MFJ ,  C08F 20/10 ,  C08F 20/06 MLP
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
  • 特開平4-323204
  • 特公昭47-016654
  • 特公昭49-030703
Cited by examiner (9)
  • 特開平4-323204
  • 特開平4-323204
  • 特公昭47-016654
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