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J-GLOBAL ID:200903028733947508

オキナワモズクから分離したフコイダンからのL-フコ ースの製造とそれの製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997226967
Publication number (International publication number):1999035591
Application date: Jul. 18, 1997
Publication date: Feb. 09, 1999
Summary:
【要約】【課題】 オキナワモズクから調製したフコイダンまたはそれを含むエキスからL-フコースの製造および簡易にL-フコースを製造する方法【解決方法】 L-フコースは海藻(褐藻類;ヒバマタ科,ナガマツモ科,モズク科)を直接酸処理して加水分解を行い製造したとの報告(特公平7-4551)がある.しかしながら,海藻類から直接L-フコースを製造すると工程は複雑で,従って品質が良好でなく,且つ製造価格が高い.オキナワモズクから調製したフコイダンの構成糖はL-フコースに加え,D-キシロースとD-グルクロン酸のみであり,他の海藻類に比較して極めて少ない種類の糖を含むことから,このフコイダンから極めて単純な工程でL-フコースを製造することが可能になった.すなわち,D-グルクロン酸は陽イオン交換樹脂で除去出来,D-キシロースはL-フコースの3-5%含まれることから,直接アルコールでL-フコースを結晶化することが出来,且つ活性炭を充填したカラムでも容易に両者を分離することが出来た.
Claim (excerpt):
オキナワモズクを酸溶液に分散させ,抽出液を濾過後アルカリで中和を行い,透析或いは電気透析処理したものを凍結乾燥あるいはスプレードライ処理して調製したフコイダン,またはオキナワモズクを熱水に分散させ撹拌抽出後連続遠心機で不溶物を除去した物(液体),あるいは連続遠心分離機で不溶物を除去した液体をスプレードライ処理して得たエキス(粉体)を酸(塩酸,修酸,または硫酸)溶液に溶解後,加熱により加水分解を行い,アルカリで中和,イオン交換樹脂でウロン酸を除去した後濃縮を行い,アルコール中で結晶化させることを特徴とするL-フコースの製造およびそれの製造方法.
IPC (4):
C07H 3/08 ,  A61K 31/70 AED ,  C07H 1/08 ,  A61K 35/80
FI (4):
C07H 3/08 ,  A61K 31/70 AED ,  C07H 1/08 ,  A61K 35/80 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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