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J-GLOBAL ID:200903028736648986
室温加硫型シリコーン組成物用の付着性向上剤
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
生沼 徳二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992166201
Publication number (International publication number):1993186693
Application date: Jun. 24, 1992
Publication date: Jul. 27, 1993
Summary:
【要約】【目的】 種々の基体に対する、室温加硫型シリコーン組成物の付着性を向上せしめる。【構成】 (1)ポリアルコキシ基末端停止ジオルガノポリシロキサンと、(2)有効量のジオルガノスズビス(β-ジケトネート)縮合触媒とを含むアルコキシ官能性の室温加硫型オルガノポリシロキサン組成物に、更に、(3)付着性向上剤を添加する。該付着性向上剤(3)は、(A)シラノール基含有ポリシロキサンと、(B)有機官能性ポリアルコキシシランとの反応生成物である。上記成分(A)は、(i)線状の、シラノール基末端停止ジオルガノポリシロキサン、或いは、(ii)シラノール基含有ポリシロキサン流動体、のいずれかである。該成分(ii)は、モノ、ジ、トリのオルガノシロキシ単位、及び、シロキシ単位から成り、且つ、ケイ素結合ヒドロキシル基を有する。
Claim (excerpt):
(1) 25°Cで約100〜約1000000センチポアズの粘度を有し、各々の重合鎖末端におけるケイ素原子が少なくとも2個のアルコキシ基で末端停止されており、かつ有機基が1価のC(1-15)炭化水素基であるような100重量部のポリアルコキシ基末端停止ジオルガノポリシロキサン、(2) 一般式【化1】(式中、R4 は1価のC(1-18)炭化水素基および1価の置換炭化水素基から成る群より選ばれた基であり、またR5 、R6 およびR7 は水素原子、R4 、-OR4 、-Si(R4 )3 、-OSi(R4 )3 、アリール基、アシル基およびニトリル基から成る群より選ばれた同種または異種の1価の基である)によって表わされる有効量のジオルガノスズビス(β-ジケトネート)縮合触媒、並びに(3)(A)(i) 一般式 HO(R2 SiO)n H (II)(式中、各々のRは1〜約10個の炭素原子を有する1価の炭化水素基を独立に表わし、またnは約2〜約1000の範囲内の整数である)によって表わされる線状のシラノール基末端停止ジオルガノポリシロキサン、および(ii)(a) 約1〜約80モル%のモノオルガノシロキシ単位、(b) 約0.5〜約50モル%のトリオルガノシロキシ単位、(c) 約1〜約80モル%のジオルガノシロキシ単位、および(d) 0〜約25モル%のシロキシ単位から成り、かつ約0.01〜約7重量%のケイ素結合ヒドロキシル基を含有するシラノール基含有ポリシロキサン流動体の二者中から選ばれたシラノール基含有ポリシロキサン100重量部と、(B)一般式(式中、各々のR1 およびR3 は1〜約20個の炭素原子を有する1価の炭化水素基を独立に表わし、R2 は1〜約20個の炭素原子を有する2価の飽和、不飽和または芳香族の炭化水素基であり、Xはアミド基、ホルムアミド基、イミダト基、尿素基、イソシアナト基、シアノ基、アクリルオキシ基、アシルオキシ基、エーテル基およびエポキシ基から成る群より選ばれた極性有機基であり、またaは0〜2の範囲内の数である)によって表わされる少なくとも1種の有機官能性ポリアルコキシシラン約0.1〜約10重量部とを約10〜約150°Cの範囲内の温度下で反応させることによって得られた生成物である約1.0〜約50重量部の付着性向上剤、の諸成分から成ることを特徴とする、アルコキシ官能性の室温加硫型オルガノポリシロキサン組成物。
IPC (11):
C08L 83/04 LRZ
, C08L 83/04 LRV
, C08K 3/00
, C08K 5/07
, C08K 5/17
, C08K 5/54
, C08K 5/57
, C08L 83/06 LRX
, C09D183/04 PMT
, C09D183/04 PMU
, C09J183/04 JGH
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