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J-GLOBAL ID：200903028834022530

磁性流体とその製造方法およびそれを用いた磁気シール装置

Inventor： 小川 一文
Applicant, Patent owner： 松下電器産業株式会社
Agent (1)： 池内 寛幸 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1997140479
Publication number (International publication number)：1998083913
Application date： Jun. 03, 1988
Publication date： Mar. 31, 1998
Summary：

【要約】【課題】表面に化学結合した単分子吸着膜で覆われた磁性体微粒子を非水系油中に分散した磁性流体であって、前記単分子吸着膜をクロロシラン系界面活性剤が脱塩酸反応して形成することにより、長期間使用しても品質の劣化しない磁性流体とその製造方法及び磁気シールを提供する。【解決手段】大きさが数ミクロン程度の磁性体微粒子1(例えばFe-Ni等の磁性金属)の表面に、クロロシラン系界面活性剤であるCH3-(CH2)n-SiCl3(n:10-20)を非水系溶媒に溶かした溶液を塗布して、前記磁性体微粒子1の表面のナチョナルオキサイド膜2の-OH基と前記界面活性剤の-SiCl3基とを脱塩酸反応させ、シラン界面活性剤による単分子膜3を2〜3nmの厚みで形成する。この単分子吸着膜で覆われた磁性体微粒子を非水系油中に分散して磁性流体とする。

Claim (excerpt)：

表面に化学結合した単分子吸着膜で覆われた磁性体微粒子を非水系油中に分散した磁性流体であって、前記単分子吸着膜はクロロシラン系界面活性剤が脱塩酸反応して形成されたものであることを特徴とする磁性流体。

IPC (3)：

H01F 1/44 ,  F16J 15/43 ,  H01F 1/34

FI (3)：

H01F 1/28 ,  F16J 15/40 A ,  H01F 1/34 S