Pat
J-GLOBAL ID:200903029360441915

摺動部材

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 落合 健 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991187047
Publication number (International publication number):1993009789
Application date: Jul. 02, 1991
Publication date: Jan. 19, 1993
Summary:
【要約】[目的] すべり軸受において、摺動面を持つ表面層の耐焼付き性および耐摩耗性を向上させる。[構成] 表面層3はPb合金より構成され、また摺動面3aに沿う仮想面Bより突出して摺動面3aを形成する複数の四角錐体状結晶5を有する。摺動面3aにおける四角錐体状結晶5の面積率Aは、A≧50%に設定される。また四角錐体状結晶5の傾き角θは、0°≦θ≦30°に設定される。さらに四角錐体状結晶5の硬度Hmvは15≦Hmv≦30に設定される。これにより摺動面3aの表面積を拡大して表面層3に十分な保油性を持たせ、また四角錐体状結晶5の頂点a側を優先的に摩耗させて表面層3の初期なじみ性を向上させ、その上四角錐体状結晶5に好適な硬度を持たせることができる。
Claim (excerpt):
相手部材(x)との摺動面(3a)を持つ表面層(3)を備えた摺動部材において、前記表面層(3)は、前記摺動面(3a)に沿う仮想面(B)より突出して前記摺動面(3a)を形成する複数の角錐体状突起(5)を有し、前記摺動面(3a)における前記角錐体状突起(5)の面積率AはA≧50%であり、また前記角錐体状突起(5)の頂点(a)と底面中央部(b)を通る直線(c)が、前記仮想面(B)に垂直な基準線(d)に対してなす傾き角をθとしたとき、前記角錐体状突起(5)の傾き角θは、0°≦θ≦30°であり、さらに前記角錐体状突起(5)の硬度Hmvが15≦Hmv≦30であることを特徴とする摺動部材。
IPC (4):
C25D 7/10 ,  C25D 3/60 ,  F16C 33/10 ,  F16C 33/12

Return to Previous Page