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J-GLOBAL ID:200903029413833144

ロータリ圧縮機および冷凍サイクル装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 波多野 久 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996304881
Publication number (International publication number):1998141269
Application date: Nov. 15, 1996
Publication date: May. 26, 1998
Summary:
【要約】【課題】オゾン層を破壊しない冷媒を使用することができ、しかも、摺動部の耐摩耗性と潤滑性の向上とを共に図る。【解決手段】ベーン15を、少なくともクロム(Cr)を含有する鋼または鋳鉄により形成すると共に、その表面に、窒化処理によりCrと窒素(N)の化合物を形成する。ローラー12を、少なくともCr、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)のいずれか1つ以上を含有する鋳鉄または合金鋼により形成すると共に、熱処理でHRC40以上の硬度とする。シリンダー8を、黒鉛を含有する鋳鉄、焼結合金、表面に潤滑性有機材料を塗布または拡散させた焼結合金のいずれかにより形成する。潤滑油としてポリオール・エステル・オイル系油またはエーテル系油を使用する。冷媒として塩素(Cl)を含まない冷媒を使用する。
Claim (excerpt):
潤滑油を収容した密閉容器内に、その潤滑油に少なくとも一部が浸漬される状態で収容されるシリンダーと、このシリンダー内に偏心回転自在に収容されて冷媒を圧縮するローラーと、上記シリンダーのベーン溝内に摺動自在に収容されて、先端部が上記ローラーの外周面に摺動自在に当接して上記ローラーを収容するシリンダー室の高圧側と低圧側とをシールするベーンと、を具備するロータリ圧縮機において、上記ベーンを、少なくともクロム(Cr)を含有する鋼または鋳鉄により形成すると共に、その表面に、窒化処理によりCrと窒素(N)の化合物を形成し、上記ローラーを、少なくともCr、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)のいずれか1つ以上を含有する鋳鉄または合金鋼により形成すると共に、熱処理でHRC40以上の硬度とし、上記シリンダーを、黒鉛を含有する鋳鉄、焼結合金、表面に潤滑性有機材料を塗布または拡散させた焼結合金のいずれかにより形成し、上記潤滑油としてポリオール・エステル・オイル系油またはエーテル系油を使用し、上記冷媒として塩素(Cl)を含まない冷媒を使用することを特徴とするロータリ圧縮機。
IPC (3):
F04C 18/356 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/02
FI (3):
F04C 18/356 P ,  F04C 29/00 U ,  F04C 29/02 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 回転型電動圧縮装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平6-289035   Applicant:三洋電機株式会社
  • 回転式圧縮機
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平6-057039   Applicant:株式会社日立製作所
  • 特開昭60-026195

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