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J-GLOBAL ID:200903029494472124

ジアルキルカーボネートの製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992061555
Publication number (International publication number):1993097774
Application date: Feb. 17, 1992
Publication date: Apr. 20, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 アルキレンオキシドとCO2から実質的に定量的な変化率と高いアルキレンカーボネートの収率を得られ、さらにアルカノールとのエステル交換反応により所望のジアルキルカーボネートが高い変化率と選択性で得られる工業的方法を提供する。【構成】 第1工程では炭素数2〜8のアルキレンオキシドを、予め作ったアルキレンカーボネート反応媒質中で40〜190°C、10bar未満の圧力でCO2と反応させ、第2工程ではアルキレンカーボネートを(シクロ)脂肪族C1〜C10モノヒドロキシアルコールを用い、50〜160°C、自発性の圧力下でエステル交換させ、第1と第2工程共、式1[Aa-Xb]m・[BcYd]n (1)(Aは例えば短周期型の周期率表の第3周期第IIa族に属する金属の陽イオン、Xは酸の陰イオン、Bは例えばアルカリ金属またはアルカリ土類金属の陽イオン、 Yはハロゲンイオン、aとbは1〜5の整数、cとdは1〜3の整数、mとnは独立に0.001〜1の数である)の二官能性触媒の存在下に行うジアルキルカーボネートの製造方法。
Claim (excerpt):
第1工程においては炭素数2〜8のアルキレンオキシドを、反応媒質として予めつくられたアルキレンカーボネート中において40〜190°C、好ましくは50〜170°C、特に好ましくは60〜160°Cの温度、10バールより、好ましくは8バールより、さらに好ましくは5バールより、特に好ましくは3バールより低い圧力においてCO2と反応させ、第2工程においては生成したアルキレンカーボネートを随時C3〜C6シクロアルキルまたはフェニル基で置換された(シクロ)脂肪族C1〜C10モノヒドロキシ化合物を用い、50〜160°C、好ましくは60〜150°C、特に好ましくは70〜140°Cの温度、自発性の圧力下においてエステル交換させ、この際第1および第2工程共、式【数1】[Aa-Xb]m・[BcYd]n但し式中Aは元素の短周期型の周期率表の第3周期第IIa族、第4周期第IIa、IVa〜VIIIaまたはIIb族、第5周期第IIa、IVa〜VIIa、IIbまたはIVb族、または第6周期第IIa〜VIa族に属する金属の陽イオンであり、Xは無機または有機の酸の陰イオンであり、Bはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の陽イオン、4級アンモニウム、フォスフォニウム、アルソニウムまたはスティボニウム・イオンおよび3級スルフォニウム陽イオンから成る群から選ばれる陽イオンを表し、Yはハロゲンイオン、好ましくは臭素またはヨードのイオン、特にヨードイオンであり、陰イオンの少なくとも一つが臭素イオンまたはヨードイオンである場合にはXおよびYの位置は交換することができ、aおよびbは互いに独立に1〜5の整数であり、cおよびdは互いに独立に1〜3の整数であるが、陽イオンおよび陰イオンの原子価は中性の塩が生成するような値でなければならず、mおよびnは互いに独立に0.001〜1の値を採るものとする、の二官能性触媒の存在下において行うことを特徴とする触媒の存在下においてアルキレンオキシド、CO2およびアルカノールからジアルキルカーボネートを製造する方法。
IPC (6):
C07C 69/96 ,  B01J 27/138 ,  B01J 31/18 ,  B01J 31/24 ,  C07C 68/04 ,  C07C 68/06
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特公平4-018106

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