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J-GLOBAL ID:200903029563744832
免震支持装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
小宮 雄造
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991358716
Publication number (International publication number):1993179834
Application date: Dec. 30, 1991
Publication date: Jul. 20, 1993
Summary:
【要約】【目的】粘性体を収容する桶体の直径の増大をおさえ、水平変形の大きさに応じて減衰力を大きくし得る免震支持装置を提供すること。【構成】基盤11上に摩擦板16を固定し、その上に少なくとも一つの可動の摩擦板17、18を載置して摩擦減衰手段を構成し、摩擦板18の上側に桶体19を固定し、構造体13に固定した支持棒14cに抵抗板15を固定し、抵抗板15の下面と桶体19の底面との間の隙間に粘性体20を存在させ、摩擦減衰手段の静止摩擦力を抵抗板15と粘性体20とによる粘性剪断抵抗よりも大きくし、積層ゴム体13に生じる水平変形が抵抗板15の桶体19に対する可動範囲を超えたとき、摩擦減衰手段を作用させるようにする。【効果】前記可動範囲を超える過大な水平変形を、摩擦減衰手段の摩擦面の滑りによる大きな減衰力で吸収するため、減衰装置自体の小型化に役立つ。
Claim (excerpt):
基盤上に設置した複数の積層ゴム体にて構造体が支持され、基盤の上部に設けた基盤側支持体の上側に桶体が固定され、桶体内に粘性体が収容され、構造体下部に設けた構造体側支持体の下側に抵抗板が固定され、抵抗板の少なくとも下方の部分が前記粘性体内に沈められ、抵抗板の下面と桶体の底面との間の小さな隙間に粘性体が存在している免震支持装置において、基盤側支持体および構造体側支持体の少なくとも一方が摩擦減衰手段を含み、該摩擦減衰手段が互いに押し付けられている少なくとも一対の摩擦板で構成され、摩擦減衰手段の静止摩擦力が抵抗板と粘性体とによる粘性剪断抵抗よりも大きく設定され、積層ゴム体に生じる水平変形が抵抗板の桶体に対する可動範囲を超えたとき摩擦減衰手段が作用するようになっていることを特徴とする免震支持装置。
IPC (2):
E04H 9/02 331
, F16F 15/04
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