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J-GLOBAL ID:200903029696995110

カーボン・ナノチューブの精製法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 京本 直樹 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994145242
Publication number (International publication number):1995048110
Application date: May. 24, 1994
Publication date: Feb. 21, 1995
Summary:
【要約】【目的】 カーボン・ナノチューブを簡便かつ効果的に、さらに大量に精製する方法を開発すること。【構成】 合成されたバルクの粗ナノチューブを、グラインダーで擦り潰し粉末にした上で、適当な容器に入れ、炉中、600〜1000°Cで加熱する。この時、炉は、酸化剤(空気、酸素、水、二酸化炭素など)で満たす。それぞれの酸化剤に適切な反応時間を経ると、粗ナノチューブから、不純物であるナノ粒子(炭素多面体の殻で覆われたナノメートル・サイズの粒子)や構造のないアモルファス・カーボンが選択的に酸化されて消失し、その結果、純粋なナノチューブ(99.9%以上)を得ることができる。
Claim (excerpt):
カーボン・ナノチューブを含むサンプルを粉末にし、このサンプルを酸化剤とともに反応温度600°C〜1000°Cで、カーボン・ナノチューブ以外のカーボン・ナノ粒子やアモルファス・カーボンなどの炭素不純物が消失するまで加熱することを特徴とするカーボン・ナノチューブの精製法。

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