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J-GLOBAL ID:200903029844909954

後輪制動力制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 長門 侃二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993052260
Publication number (International publication number):1994263019
Application date: Mar. 12, 1993
Publication date: Sep. 20, 1994
Summary:
【要約】【目的】 後輪ロックを防止しつつ制動性能及び制動安定性を向上できる安価な装置の提供。【構成】 後輪ロックのおそれが生じると減圧弁64が開作動すると共にバイパスバルブ62,63が閉作動して、左後輪ホィールシリンダ553のブレーキ液が、バランスピストン機構200のシリンダ室203及び減圧弁を介して異径バランスピストン機構300の大径シリンダ室303に流入してピストン302の両受圧端面に加わる力が平衡するまでピストンが移動し、左後輪ホィールシリンダ圧が低下すると共に、バランスピストン機構のピストン202が移動してシリンダ室204に連通する右後輪ホィールシリンダ554側のブレーキ液圧も低下する。
Claim (excerpt):
マスタシリンダと左右後輪のホィールシリンダとを接続する流路に夫々設けられるプロポーショニングバルブの、マスタシリンダ圧の上昇度合に対するホィールシリンダ圧の上昇度合が小さくなるようにホィールシリンダ圧を制御する作用を、制動度合に応じて選択的に有効又は無効にするようにした後輪制動力制御装置において、第1シリンダ内に摺動自在に配された第1ピストンを有する第1シリンダ・ピストン機構と、第2シリンダ内に摺動自在に配された第2ピストンを有すると共に前記第2ピストンの両半部を小径及び大径に夫々設けてなる第2シリンダ・ピストン機構と、前記第1シリンダと前記第1ピストンとにより夫々画成されかつ両前記後輪ホィールシリンダに夫々連通するシリンダ室の一方と前記第2ピストンの大径半部と前記第2シリンダとにより画成される大径シリンダ室との間に介在する減圧弁とを備え、前記第2ピストンの小径半部と前記第2シリンダとにより画成される小径シリンダ室は、前記プロポーショニングバルブの一方の上流側に連通されており、後輪がロックするおそれが生じたときに前記減圧弁を開作動させるようにしたことを特徴とする後輪制動力制御装置。

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