Pat
J-GLOBAL ID:200903029858154859
電気自動車用パワートレーンの潤滑装置
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
池田 治幸 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993132935
Publication number (International publication number):1994323404
Application date: May. 10, 1993
Publication date: Nov. 25, 1994
Summary:
【要約】【目的】 消費電力が少ない小型の油圧ポンプを用いてパワートレーン各部に潤滑油を良好に供給できるようにするとともにパワートレーンの軽量化を図る。【構成】 一対の遊星歯車装置から成る減速機16の遊星ギヤ42P,44Pを一体化して共通のキャリヤピン78により回転可能に支持し、油圧ポンプから開口72へ吐出された潤滑油を第1潤滑油路70,74,76を介してキャリヤピン78まで導く。減速機16の他の部分や差動装置18は、図の左方に位置する電動モータ側へ潤滑油を供給する第2潤滑油路70,84,105,104,106の途中で徐々に流出させられた潤滑油によって潤滑され、電動モータ側へ供給された潤滑油は、油圧ポンプの吸込口68の近くに開口するリターン油路130を通ってオイルパン66へ戻される。
Claim (excerpt):
ハウジング内に互いに同心に且つ直列配置された電動モータ,減速機,および差動装置を備え、該差動装置から出力される左右2系統の動力の一方を、前記電動モータおよび減速機の軸心部分を挿通させられた中間軸を介して一方の駆動輪に伝達する形式の電気自動車用パワートレーンであって、前記減速機は一対の遊星歯車装置から成るとともに、該一対の遊星歯車装置の各遊星ギヤは互いに一体的に構成され、共通のキャリヤピンによって回転可能に支持されているものである一方、車載電源により駆動されて潤滑油を圧送する油圧ポンプと、前記キャリヤピンと前記遊星ギヤとの間を潤滑するため、前記油圧ポンプから圧送された潤滑油を該キャリヤピンまで導く第1潤滑油路と、前記電動モータのモータ軸を支持する支持ベアリングを含むパワートレーン各部を潤滑するため、前記油圧ポンプから圧送された潤滑油を前記減速機側から前記電動モータ側へ前記中間軸に沿って導くとともに途中で徐々に流出させる第2潤滑油路と、前記減速機および差動装置の下方部分に設けられ、それ等を潤滑した潤滑油を受け止めるとともに前記油圧ポンプの吸込口が配置されたオイルパンと、前記第2潤滑油路を介して前記一方の駆動輪側における前記支持ベアリングまで供給された潤滑油を前記オイルパンへ戻すため、前記ハウジングに形成されるとともに該オイルパンの前記吸込口付近に開口するリターン油路とを有することを特徴とする電気自動車用パワートレーンの潤滑装置。
IPC (2):
F16H 57/02 501
, F16H 57/04
Return to Previous Page