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J-GLOBAL ID:200903029950653853

炭化珪素半導体装置の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊藤 洋二 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998072365
Publication number (International publication number):1999274481
Application date: Mar. 20, 1998
Publication date: Oct. 08, 1999
Summary:
【要約】【課題】 不純物の活性化のための熱処理によっても、チャネル領域に大きな凹凸が形成されないようにし、チャネル領域の高移動度化を図る。【解決手段】 n- 型炭化珪素エピ層2の表層部の所定領域に、p型不純物をイオン注入する。そして、炭化珪素雰囲気下で熱処理を行って、p型不純物を活性化させて所定深さを有するp- 型炭化珪素ベース領域3a、3bを形成する。このように、p- 型炭化珪素ベース領域3a、3bを形成するためにイオン注入したp型不純物の活性化の熱処理を炭化珪素雰囲気下で行うことにより、n- 型炭化珪素エピ層2の表面から炭化珪素が昇華(気化)して消失してしまうだけでなく、該表面に炭化珪素が昇華(結晶成長)して供給されるため、n- 型炭化珪素エピ層2に大きな凹凸が形成されないようにできる。このため、このn- 型炭化珪素エピ層2の表面に形成される表面チャネル層5を良好なものにできる。
Claim (excerpt):
炭化珪素からなる第1導電型の半導体基板(1)の主表面上に、この半導体基板よりも高抵抗な炭化珪素よりなる第1導電型の半導体層(2)を形成する工程と、前記半導体層の表層部の所定領域に、第2導電型不純物をイオン注入する工程と、炭化珪素雰囲気下で熱処理を行い、前記第2導電型不純物を活性化させて所定深さを有する第2導電型のベース領域(3a、3b)を形成する工程と、前記半導体層及び前記ベース領域の上部にチャネル領域となる表面チャネル層(5)をエピタキシャル成長させる工程と、前記ベース領域の表層部の所定領域に、前記表面チャネル層に接すると共に該ベース領域よりも浅い第1導電型のソース領域(4a、4b)を形成する工程と、前記表面チャネル層の上部にゲート電極(8)を形成すると共に、前記ベース領域に接するソース電極(10)を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。
IPC (4):
H01L 29/78 ,  H01L 21/265 ,  H01L 21/28 301 ,  H01L 21/336
FI (5):
H01L 29/78 652 T ,  H01L 21/28 301 F ,  H01L 21/265 Z ,  H01L 21/265 602 A ,  H01L 29/78 658 Z

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