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J-GLOBAL ID:200903029980022599

耳率の低い成形用アルミニウム合金板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992311510
Publication number (International publication number):1994136491
Application date: Oct. 27, 1992
Publication date: May. 17, 1994
Summary:
【要約】【構成】 Mg:0.5〜2.0%Mn:0.5〜1.8%Fe:0.1〜0.7%Si:0.05〜0.5%、およびTi:0.005〜0.20%とB:0.0001〜0.05%を含有し、Cu:0.05〜0.5%Cr:0.05〜0.3%Zn:0.1〜0.5%の1種以上からなるアルミニウム合金を凝固界面移動速度1〜20m/min、板厚10〜50mmの鋳造を行い、560〜620°Cで1分以上加熱保持し、230〜600°Cで熱間圧延し、冷間圧延を施した後、到達温度400〜600°C、平均昇温速度1°C/s以上、保持時間10分以内、冷却速度1°C/s以上で150°C以下に冷却する焼鈍を行い、圧延率40%以上の冷間圧延を施し、表面ミクロ組織が圧延方向に直角方向の最大結晶粒径が60μm以下で、5μm以上の金属間化合物が500個/mm2 以上存在する。【効果】 連続鋳造圧延による熱延板をもとにして2ピース缶胴材に好適な強度及び成形性に優れ耳率の低い成形用アルミニウム合金板を得ることができる。
Claim (excerpt):
Mg:0.5〜2.0%(重量%で、以下同じ)、Mn:0.5〜1.8%、Fe:0.1〜0.7%、Si:0.05〜0.5%、組織微細化・安定化のためTi:0.005〜0.20%を単独であるいはB:0.0001〜0.05%とともに含有し、さらに、Cu:0.05〜0.5%、Cr:0.05〜0.3%、Zn:0.1〜0.5%の1種または2種以上を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金を、凝固界面の移動速度が1〜20m/minで、仕上り板厚が10〜50mmとする鋳造を行い、鋳造後560〜620°Cの温度範囲で1分以上加熱保持し、その後、230〜600°Cの温度範囲で熱間圧延し、必要に応じて冷間圧延を施した後、到達温度が400〜600°C、焼鈍開始時の温度から到達温度までの平均昇温速度を1°C/s以上、到達温度に到達後保持時間10分以内、1°C/s以上の冷却速度で150°C以下に冷却する焼鈍を行い、その後、圧延率40%以上の冷間圧延を施し、冷間圧延後の表面ミクロ組織が圧延方向に対して直角方向の最大結晶粒径(短径)が60μm以下で、5μm以上の金属間化合物が500個/mm2 以上存在する事を特徴とする強度及び成形性にすぐれた耳率の低い成形用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (3):
C22F 1/04 ,  B21B 3/00 ,  C22C 21/06

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