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J-GLOBAL ID:200903030069937553

金属精錬における塊状または粉状の石灰系フラックスの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉村 勝俊 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992332399
Publication number (International publication number):1994157084
Application date: Nov. 18, 1992
Publication date: Jun. 03, 1994
Summary:
【要約】【目的】 石灰系フラックスを製造するに際して蛍石を添加する場合、蛍石と煉瓦との反応を抑制して、焼成炉の耐火壁を損傷させないようにすること。【構成】 蛍石および石灰石などを1mm径以下の大きさに粉砕し、蛍石を5重量%ないし60重量%含ませ、5mmないし20mmに造粒した後、900°Cないし1,000°Cで焼成する。このような石灰系フラックスは、転炉や電気炉などの金属精錬炉における溶湯内に供給され、溶融金属中の硫黄分や燐酸分などと反応させて金属スラグ生成の促進を図るために使用される融点の低い造滓剤となる。石灰石の一部を消石灰と置き換えたり全量を消石灰としてもよい。そして、石灰石をライムケーキに代替させたり、消石灰をカーバイドスラグとすることもでき、産業廃棄物の再利用も実現される。フラックス製造時の温度も低下され、燃料原単位の低減も図られる。
Claim (excerpt):
転炉や電気炉などの金属精錬炉における溶湯内に供給し、溶融金属中の硫黄分や燐酸分などと反応させて金属スラグ生成の促進を図るために使用される石灰系フラックスの製造法において、ふっ化カルシウムを1mm径以下の大きさに粉砕する工程と、炭酸カルシウムを1mm径以下の大きさに粉砕する工程と、粉砕された上記炭酸カルシウムに、粉砕された前記ふっ化カルシウムを5重量%ないし60重量%混合して、5mmないし20mmに造粒する工程と、その造粒物を900°Cないし1,000°Cで假焼する工程と、を含むことを特徴とする金属精錬における塊状石灰系フラックスの製造方法。
IPC (2):
C04B 2/02 ,  C21C 7/076

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