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J-GLOBAL ID:200903030077239547

廃プラスチックの脱塩素処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉本 丈夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998006142
Publication number (International publication number):1999199703
Application date: Jan. 14, 1998
Publication date: Jul. 27, 1999
Summary:
【要約】【課題】 廃プラスチックに含まれている塩素成分を効率よく略完全に除去しておくことができる廃プラスチックの脱塩素処理方法を提供する。【解決手段】 一次処理反応機において、廃プラスチック4aを250〜300°Cに加熱することにより、廃プラスチック4aに含まれる塩素成分を熱分解による脱塩化水素反応により塩化水素として除去すると共に、発生した塩化水素ガス6aを一次処理反応機1から排気させる。一次処理反応機1から排出された廃プラスチック4bを、廃プラスチック細分化処理機3で微小形状に粉砕する。粉砕された廃プラスチック4cを、二次処理反応機2において、水酸化ナトリウム若しくは炭酸ナトリウム又は両者の混合物を反応剤5として添加しつつ300〜330°Cに加熱して、廃プラスチック4cに残留する塩素成分を反応剤5との反応により塩化ナトリウムとして除去する。
Claim (excerpt):
一次処理反応機において、廃プラスチックを所定の一次脱塩素処理温度に加熱することにより、当該廃プラスチックに含まれる塩素成分を熱分解による脱塩化水素反応により塩化水素として除去すると共に、発生した塩化水素ガスを一次処理反応機から排気させ、更に一次処理反応機から排出された廃プラスチックを、微小形状に粉砕又は成型した上で、二次処理反応機において、水酸化ナトリウム若しくは炭酸ナトリウム又は両者の混合物を反応剤として添加しつつ所定の二次脱塩素処理温度に加熱して、当該廃プラスチックに残留する塩素成分を反応剤との反応により塩化ナトリウムとして除去するようにしたことを特徴とする廃プラスチックの脱塩素処理方法。
IPC (4):
C08J 11/12 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B29B 17/00 ZAB
FI (5):
C08J 11/12 ,  B29B 17/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A ,  B09B 3/00 304 P
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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