Pat
J-GLOBAL ID:200903030503685398
糖類の直接的な表面固定化方法、糖類とタンパク質との間の相互作用を検出する方法
Inventor:
,
,
,
,
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (3):
田中 光雄
, 山崎 宏
, 矢野 正樹
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006288952
Publication number (International publication number):2008105978
Application date: Oct. 24, 2006
Publication date: May. 08, 2008
Summary:
【課題】一つの統一された方法で、化合物、抗体、脂質等のリンカーを介さずに、様々な糖類を直接固体表面上に固定化する方法の提供。【解決手段】糖類のアルデヒドと一般式:H2N-X-SHで示されるリンカー化合物とを反応させて、糖類にSH基を導入し、このSH基を介して、固体表面上に糖類を固定化する。【選択図】なし
Claim (excerpt):
還元糖を固体表面上に直接固定化する方法であって、
一般式(I):R-CHO[式中、Rは、アルデヒド基を除く還元糖の部分。]で示されるアルデヒド基を有する還元糖を、
一般式(IIa):H2N-X-SH
[式中、Xは炭素数1〜3のアルキレン基またはフェニレン基。]で示されるアミノ基およびチオール基を分子内に有する化合物、または
一般式(IIb):H2N-Y-S-S-Z-NH2
[式中、YおよびZは、同一または異なって、炭素数1〜3のアルキレン基またはフェニレン基。]で示されるアミノ基およびジスルフィド結合を分子内に有する化合物と20〜40°Cにて反応させて、シッフ塩基を調製し、ついで、得られたシッフ塩基をボラン化合物の存在下、20〜40°Cにて還元して、
一般式(IIIa):R-CH2-NH-X-SH
[式中、RおよびXは、それぞれ、上記定義と同じである。]で示されるチオール修飾還元糖、または
一般式(IIIb):R-CH2-NH-Y-S-S-Z-NH-CH2-R
[式中、R、YおよびZは、それぞれ、上記定義と同じである。]で示されるジスルフィド修飾還元糖を調製し、ついで、
一般式(IIIa)で示されるチオール修飾還元糖または一般式(IIIb)で示されるジスルフィド修飾還元糖を固体表面に接触させることを特徴とする方法。
IPC (4):
A61K 49/00
, G01N 13/16
, G01N 27/327
, G01N 27/416
FI (4):
A61K49/00 Z
, G01N13/16 A
, G01N27/30 351
, G01N27/46 336G
F-Term (4):
4C085HH17
, 4C085HH20
, 4C085JJ11
, 4C085KB78
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
-
DNAチップおよびそれを用いたバイオセンサー
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2003-403398
Applicant:財団法人大阪産業振興機構
-
タンパク質チップおよびそれを用いたバイオセンサー
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2003-403408
Applicant:財団法人大阪産業振興機構
-
リポソームの固定化方法、リポソームマイクロアレイチップおよびその製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2004-346720
Applicant:国立大学法人大阪大学, 松下電器産業株式会社
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
-
Biochimica et biophysica acta, 200601, Vol.1760, No.4, p.603-9
-
QSAR & Combinatorial Science, 200609, Vol.25, No.11, p.1033-1038
-
Analytical chemistry, 200603, Vol.78, No.6, p.2001-8
Return to Previous Page