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J-GLOBAL ID:200903030688909726
蛍光寿命測定装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
長谷川 芳樹 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996149385
Publication number (International publication number):1997329548
Application date: Jun. 11, 1996
Publication date: Dec. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】 小型で、蛍光の集光効率が優れて測定に要する時間が短く、また、蛍光が微弱であっても精度よく蛍光寿命を測定する。【解決手段】 周波数fの正弦波状に強度変調された励起光が、試料30に照射される。試料30で発生した蛍光は、光検出器10により受光され、光検出器10からの電流パルス信号は、増幅器40および比較器41を経て、カウンタ42により一定時間計数される。光検出器10の増倍率は、移相器51により位相シフトされた正弦波状に変調されているので、カウンタ42による計数結果は、蛍光寿命に応じた励起光に対する蛍光の位相遅れと移相器51における位相シフト量との関数となる。カウンタ42による計数結果に基づいて、位相遅れと変調度とが位相遅れ及び変調度獲得手段61により求められ、位相遅れ又は変調度に基づいて、蛍光寿命が蛍光寿命算出手段62により算出される。
Claim (excerpt):
第1の正弦波信号により変調された励起光を出力し試料に照射する励起光源部と、前記試料に前記励起光が照射されて発生する蛍光を受光し、前記蛍光の強度に応じた頻度で光電子を放出し、所定の増倍率で前記光電子を増倍して、前記光電子に対応する電流パルス信号を出力する光検出器と、前記第1の正弦波信号に対して所定の位相シフト量だけ位相がシフトされた第2の正弦波信号に基づいて前記光検出器の増倍率を正弦波状に変調して設定する増倍率変調手段と、前記電流パルス信号の波高値を一定の閾値と大小比較し、前記波高値が前記閾値よりも大きい場合に論理パルス信号を出力する比較手段と、前記論理パルス信号の出力頻度の時間依存性のうち直流成分を抽出して計数する計数手段と、前記位相シフト量を設定する位相シフト量設定手段と、前記位相シフト量の各設定値に対する前記計数手段における計数結果に基づいて、前記励起光に対する前記蛍光の位相遅れと変調度とを獲得する位相遅れ及び変調度獲得手段と、前記位相遅れ又は前記変調度に基づいて、前記試料に含まれる蛍光物質の蛍光寿命を算出する蛍光寿命算出手段と、を備えることを特徴とする蛍光寿命測定装置。
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