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J-GLOBAL ID:200903030708255159

閾値決定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 長谷川 芳樹 ,  寺崎 史朗 ,  石田 悟
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2007067144
Publication number (International publication number):2008224609
Application date: Mar. 15, 2007
Publication date: Sep. 25, 2008
Summary:
【課題】 散乱成分をより効率良く分離可能なエネルギー閾値を決定できる閾値決定方法を提供する。【解決手段】線源2からの放射線Rをコリメータ6を通して放射線検出器3で光子計数法により検出し、その検出データに基づいて、検出器の検出領域のうち、放射線の直進成分の検出領域を第1領域Aとし、散乱成分の検出領域を第2領域B1,B2とし、第1領域内及び第2領域内のカウント値の平均値の比(第1カウント比)を算出する。次に、検出器のエネルギー閾値を上げながら被照射物5を通過した放射線を検出器によって検出し、各エネルギー閾値の検出データに基づき、第1領域内及び第2領域内のカウント値の平均値の比(第2カウント比)を算出する。次いで、複数のエネルギー閾値のうち第1カウント比に基づいた所定の条件により第2カウント比を選択し、その第2カウント比に対するエネルギー閾値を直進成分弁別用閾値とする。【選択図】図1
Claim (excerpt):
複数の放射線検出素子が配列されてなる放射線検出部を有しておりフォトンカウンティングにより放射線を検出するエネルギー弁別型の放射線検出器でのエネルギー弁別のためのエネルギー閾値を決定する閾値決定方法であって、 放射線源から出力された放射線を前記放射線検出器によって検出する第1の放射線検出工程と、 前記第1の放射線検出工程での検出データに基づいて、前記放射線検出部において、前記放射線源から出力された前記放射線のうち直進成分を検出している前記放射線検出素子を複数含む領域を第1領域として設定すると共に、前記放射線検出部において、前記放射線源から出力された前記放射線のうち散乱成分を検出している前記放射線検出素子を複数含む領域を第2領域として設定する領域設定工程と、 前記第1の放射線検出工程での検出データに基づいて、前記第1領域内の複数の前記放射線検出素子に関連付けられたカウント値の平均値に対する前記第2領域内の複数の前記放射線検出素子に関連付けられたカウント値の平均値の比を第1カウント比として算出する第1カウント比算出工程と、 前記放射線源と前記放射線検出器との間に被照射物を配置し、前記放射線源から出力され前記被照射物を通過した放射線を前記放射線検出器によって前記エネルギー弁別のための第1〜第nのエネルギー閾値毎に検出する第2の放射線検出工程と、 前記第2の放射線検出工程での前記第1〜第nのエネルギー閾値毎の検出データに基づいて、前記第1領域内の複数の前記放射線検出素子に関連付けられたカウント値の平均値に対する前記第2領域内の複数の前記放射線検出素子に関連付けられた前記カウント値の平均値との比としての第2カウント比をそれぞれ算出する第2カウント比算出工程と、 前記第1〜第nのエネルギー閾値のうち、n個の前記第2カウント比の中から前記第1カウント比に基づいて決まる所定の条件により選択される前記第2カウント比に関連付けられたエネルギー閾値を直進成分弁別用閾値として決定する閾値決定工程と、 を備えることを特徴とする閾値決定方法。
IPC (4):
G01T 1/29 ,  G01T 1/16 ,  G01T 1/17 ,  G01T 1/161
FI (4):
G01T1/29 C ,  G01T1/16 A ,  G01T1/17 E ,  G01T1/161 C
F-Term (11):
2G088EE29 ,  2G088FF02 ,  2G088FF14 ,  2G088JJ04 ,  2G088JJ05 ,  2G088KK01 ,  2G088KK29 ,  2G088KK32 ,  2G088LL09 ,  2G088LL11 ,  2G088LL15
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)

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