Pat
J-GLOBAL ID:200903030819994112
同時押出多層芳香族ポリイミドフィルムの製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
谷 義一 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994320797
Publication number (International publication number):1995214637
Application date: Dec. 22, 1994
Publication date: Aug. 15, 1995
Summary:
【要約】【目的】 接着剤を使用せずにポリイミド層同士の間の接着性に優れた多層芳香族ポリイミドフィルムの製造方法を提供すること。【構成】 芳香族テトラカルボン酸二無水物および芳香族ジアミンの反応から誘導される第1のポリアミン酸の層と、4,4′-オキシジフタル酸二無水物および(ジアミノフェノキシ)ベンゼンの反応から誘導される第2のポリアミン酸の少なくとも1層とを同時押出して自立性多層ポリアミン酸フィルムを形成し、この多層フィルムを熱処理してポリアミン酸層を多層ポリイミドフィルムに完全に転化する。場合によって、ポリアミン酸溶液に無機充填剤の微細粒子を添加して多層フィルムの特性を向上させてもよい。同時押出フィルムはフレキシブル配線回路用途に使用する片面および両面ポリイミド金属張りラミネートの形成に使用される。
Claim (excerpt):
下記工程を具備することを特徴とする同時押出多層芳香族ポリイミドフィルムの製造方法:(a)一種類以上の芳香族テトラカルボン酸二無水物と一種類以上の芳香族ジアミンとの反応により誘導された芳香族ポリアミン酸を極性有機溶媒に溶解して成る第1の溶液流を形成し、(b)4,4′-オキシジフタル酸二無水物30-100モル%と、ピロメリト酸二無水物、3,3′,4,4′-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2-ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、2,2-ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、2,2-ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、2,2-ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物およびm-フェニレンビス(トリメリテート)二無水物より成る群から選ばれた芳香族テトラカルボン酸二無水物0-30モル%と、下式【化1】の(ジアミノフェノキシ)ベンゼン30-100モル%と、p-フェニレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、4,4′-ジアミノジフェニルエーテル、3,4′-ジアミノジフェニルエーテル、1,3-ビス(4-アミノベンゾイロキシ)ベンゼン、4,4′-ジアミノベンズアニリド,4,4′-ビス(4-アミノフェノキシ)フェニルエーテルおよびポリシロキサンジアミンより成る群から選択されたジアミン0-30モル%との反応により誘導されたポリアミン酸を前記極性有機溶媒に溶解した第2の溶液流を形成し、(c)前記工程(a)からの前記第1の芳香族ポリアミン酸溶液の少なくとも一つの流れと、前記工程(b)からの前記第2の芳香族ポリアミン酸溶液の少なくとも一つの流れとを押出ダイを通して支持体の表面上に同時押出して少なくとも2層のポリアミン酸フィルム層を形成し、(d)前記支持体上の前記ポリアミン酸フィルム層を前記有機極性溶媒を蒸発させることにより固化して自立性多層フィルムを形成し、(e)前記支持体から前記自立性多層フィルムを除去し、かつ(f)前記自立性多層フィルムを熱処理して前記第1および第2のポリアミン酸層を多層ポリイミドフィルムに完全に転化する。
IPC (6):
B29C 47/06
, B29D 9/00
, B32B 27/00
, C08G 73/10 NTF
, B29K 79:00
, B29L 9:00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
-
特開平4-234191
-
特開平4-033847
-
特開平3-180343
Return to Previous Page