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J-GLOBAL ID:200903030861927387

鋳鉄系高密度粉末焼結体の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 工業技術院名古屋工業技術研究所長
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996305756
Publication number (International publication number):1998130773
Application date: Oct. 30, 1996
Publication date: May. 19, 1998
Summary:
【要約】【課題】 低い温度及び低い圧力下での加熱、加圧操作にて、潤滑剤を使用することなしに、しかも大気中で、一工程にて、空孔のない、鋳鉄系高密度粉末焼結体を得る手法を提供すること。【解決手段】 鋳鉄溶湯から急冷凝固して得られる、遊離炭素を殆ど含まない鉄-鉄炭化物系粉末を用い、これを金型に充填して、500〜700°Cの温度に加熱すると共に、加圧せしめることにより、非平衡状態の鉄炭化物を分解して粉末表面に炭素を析出させる一方、その析出炭素と粉末表面の酸化物層中の化合物酸素とを反応せしめて該酸化物層を消失させ、前記充填された粉末間の焼結を進行せしめるようにした。また、この得られた焼結体を焼鈍することにより、高強度のものを得ることが出来る。
Claim (excerpt):
鋳鉄溶湯から急冷凝固して得られる、遊離炭素を殆ど含まない鉄-鉄炭化物系粉末を用い、これを金型に充填して、500〜700°Cの温度に加熱すると共に、加圧せしめることにより、非平衡状態の鉄炭化物を分解して粉末表面に炭素を析出させる一方、その析出炭素と粉末表面の酸化物層中の化合物酸素とを反応せしめて該酸化物層を取り除き、前記充填された粉末間の焼結を進行せしめることを特徴とする鋳鉄系高密度粉末焼結体の製造法。
IPC (3):
C22C 33/02 ,  B22F 3/10 ,  B22F 3/24
FI (3):
C22C 33/02 F ,  B22F 3/24 B ,  B22F 3/10 E

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