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J-GLOBAL ID:200903030973828390

タートラニル酸の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 内田 明 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997030372
Publication number (International publication number):1998218847
Application date: Feb. 14, 1997
Publication date: Aug. 18, 1998
Summary:
【要約】【課題】 光学分割剤として有用なタートラニル酸を工業的有利に製造する方法を提供することを目的とする。【解決手段】 (+)-、(-)-又は(±)-酒石酸1モルを3.0〜3.3モルの無水酢酸中、触媒量の有機スルホン酸又はルイス酸等の存在又は不存在下、70〜100°Cに加熱反応させた後、直ちに副生した酢酸及び過剰の無水酢酸を溜去することによって得られた結晶性の(+)-、(-)-又は(±)-ジアセチル酒石酸無水物を不活性な溶媒の存在下に、室温乃至用いた溶媒の沸点の温度範囲でアニリン類の1〜1.2モル当量と反応させて得られるジアセチルタートラニル酸を単離することなく、室温乃至冷却下に3.3〜3.5モルのアルカリ水溶液に転溶し、室温放置又は加熱下に加水分解後酸性とすることを特徴とする結晶状の(+)-、(-)-又は(±)-タートラニル酸を製造する方法。
Claim (excerpt):
(+)-、(-)-又は(±)-酒石酸1モルを3.0〜3.3モルの無水酢酸中、触媒量の有機スルホン酸又はルイス酸等の存在又は不存在下、70〜100°Cに加熱反応させた後、直ちに副生した酢酸及び過剰の無水酢酸を溜去することを特徴とする結晶性の(+)-、(-)-又は(±)-ジアセチル酒石酸無水物の製造方法。
IPC (3):
C07C231/16 ,  C07C231/02 ,  C07D307/60
FI (3):
C07C231/16 ,  C07C231/02 ,  C07D307/60 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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