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J-GLOBAL ID:200903030989013280
正規化曲線の作成方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
吉田 茂明 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992315782
Publication number (International publication number):1994152962
Application date: Oct. 30, 1992
Publication date: May. 31, 1994
Summary:
【要約】【目的】 原画の画素の濃度値を、所定の画像処理装置における正規化濃度レンジに変換するにあたり、中間濃度領域のグレーバランス補正ができる正規化曲線を作成する。【構成】 グレー領域画素検出部241により検出されたグレー領域の画素について、第2のヒストグラム処理部242で平均濃度値度数ヒストグラムおよび累積濃度値テーブルを作成し、これらのデータから第2の平均濃度演算部245において中間濃度領域における所定の濃度区間における各色成分ごとの区間平均濃度を得る。さらにこの区間平均濃度の平均値を求め、この平均値と各区間平均濃度との差を求める。これらの区間平均濃度の差は、中間濃度領域における各色成分の偏りをよく示しているので、これらを補正パラメータとして、基準関数補正部248において既存の正規化曲線に変調を加える。
Claim (excerpt):
処理対象原画の画像の画素ごとの濃度値を、所定の画像処理装置における画像処理に適した正規化濃度レンジ内の値へ適正に変換するため、既存の正規化曲線に補正を加えて中間濃度領域におけるグレーバランスを補正した新たな正規化曲線を作成する方法であって、(A) 前記画像の画素ごとに判定し、色空間におけるグレー領域の画素を選定する工程と、(B) 前記グレー領域の画素ごとに各色成分の濃度の平均値を求め、当該平均値を級として前記画像におけるグレー領域の画素の出現度数に関する平均濃度値度数ヒストグラムを作成する工程と、(C) 前記平均濃度値度数ヒストグラムの各級に属するグレー領域の画素の各色成分の濃度値を、それぞれの色成分について前記各級ごとに累積加算し色成分別の累積濃度値テーブルを作成する工程と、(D) 前記各色成分の累積濃度値テーブルから中間濃度領域における所定の濃度区間に属する画素の濃度値の総和をそれぞれ求めるとともに、前記平均濃度値度数ヒストグラムから前記濃度区間に属する画素数の総和を求め、前記濃度値の総和を前記画素数の総和で除算して各色成分における区間平均濃度を求める工程と、(E) 前記各色成分の区間平均濃度の平均値を求めるとともに、この平均値と前記各色成分の区間平均濃度との差を求め、この差を補正パラメータとして前記既存の正規化曲線を変調する工程と、を備えることを特徴とする正規化曲線の作成方法。
IPC (2):
H04N 1/40 101
, H04N 1/46
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