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J-GLOBAL ID:200903031498939820

セメント添加剤及びセメント組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 安富 康男 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999182273
Publication number (International publication number):2001019515
Application date: Jun. 28, 1999
Publication date: Jan. 23, 2001
Summary:
【要約】【課題】 セメント組成物に添加する水の量を少なくしつつ、分散性が高くて作業性に優れることから添加量が少なくて経済性に優れ、しかもセメント分散保持性に優れたセメント添加剤及びそれを用いたセメント組成物を提供する。【解決手段】 ポリカルボン酸系重合体(X)及びポリカルボン酸系重合体(Y)を主成分とするセメント添加剤であって、該ポリカルボン酸系重合体(X)は、繰り返し単位(A)、繰り返し単位(B)、繰り返し単位(C)、繰り返し単位(D)、並びに、繰り返し単位(E)を有するものであり、該ポリカルボン酸系重合体(Y)は、繰り返し単位(F)、並びに、繰り返し単位(G)を有するものであり、該ポリカルボン酸系重合体(X)におけるS、T、E1、E2及びnは、T>0、及び、E1>0の要件を満たすものであるとともに、下記(1)、(2)及び(3);(1)T/(T+E1+E2)≧0.1(2)S>0(3)n≧110のうち少なくとも1つの要件を満たすものであるセメント添加剤。
Claim (excerpt):
ポリカルボン酸系重合体(X)及びポリカルボン酸系重合体(Y)を主成分とするセメント添加剤であって、該ポリカルボン酸系重合体(X)は、下記一般式(1);【化1】〔式中、R1 及びR2 は、同一若しくは異なって、水素原子又は炭素数1〜30の1価の炭化水素基を表し、R1 とR2 との炭素鎖の一部が結合していてもよい。R3 は、水素、フェニル基、アルキルフェニル基、スルホン化フェニル基、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数1〜30のアルケニル基、炭素数1〜30のアルコキシル基、-OCOR4 、-X1 OR5 、-O(R6 O)aR7 、-CNからなる群より選択される1価の有機基を表す。R4 は、炭素数1〜30の1価の炭化水素基を表す。X1 は、炭素数1〜3の2価の炭化水素基を表す。R5 及びR7 は、水素原子又は炭素数1〜30の1価の炭化水素基を表す。R6 は、炭素数2〜30のアルキレン基を表し、aは、-(R6 O)-で表されるオキシアルキレン基の平均付加モル数を表し、1〜300の正の数である。Sは、ポリカルボン酸系重合体(X)中における繰り返し単位の存在量(モル比)を表す。〕で表される繰り返し単位(A)、下記一般式(2);【化2】〔式中、M1 及びM2 は、同一若しくは異なって、水素原子、金属原子、アンモニウム基又は有機アミン基を表す。Tは、ポリカルボン酸系重合体(X)中における繰り返し単位の存在量(モル比)を表す。〕で表される繰り返し単位(B)、下記一般式(3);【化3】〔式中、M3 は、水素原子、金属原子、アンモニウム基又は有機アミン基を表す。R8 は、炭素数1〜30の1価の炭化水素基を表す。RX は、同一又は異なって、炭素数2〜18のアルキレン基を表し、その主体はエチレン基である。nは、-(RX O)-で表されるオキシアルキレン基の平均付加モル数を表し、正の数である。E1は、ポリカルボン酸系重合体(X)中における繰り返し単位の存在量(モル比)を表す。〕で表される繰り返し単位(C)、下記一般式(4);【化4】〔式中、M4 は、水素原子、金属原子、アンモニウム基又は有機アミン基を表す。R9 は、炭素数1〜30の1価の炭化水素基を表す。RY は、同一又は異なって、炭素数2〜18のアルキレン基を表し、その主体は、炭素数3以上のアルキレン基である。mは、-(RY O)-で表されるオキシアルキレン基の平均付加モル数を表し、正の数である。E2は、ポリカルボン酸系重合体(X)中における繰り返し単位の存在量(モル比)を表す。〕で表される繰り返し単位(D)、並びに、その他の繰り返し単位(E)〔ポリカルボン酸系重合体(X)中における繰り返し単位の存在量(モル比)は、S′で表される。〕を有するものであり、該ポリカルボン酸系重合体(Y)は、下記一般式(5);【化5】〔式中、R10、R11、R12及びR13は、同一若しくは異なって、水素原子又は炭素数1〜30の1価の炭化水素基を表す。X2 は、カルボニル基、又は、炭素数1〜3の2価の炭化水素基を表す。RZ は、同一又は異なって、炭素数2〜18のアルキレン基を表し、その主体はエチレン基である。pは、-(RZ O)-で表されるオキシアルキレン基の平均付加モル数を表し、正の数である。〕で表される繰り返し単位(F)、並びに、-COOM5 (M5 は、水素原子、金属原子、アンモニウム基又は有機アミン基を表す。)を有する繰り返し単位(G)を有するものであり、該ポリカルボン酸系重合体(X)におけるS、T、E1、E2及びnは、T>0、及び、E1>0の要件を満たすものであるとともに、下記(1)、(2)及び(3);(1)T/(T+E1+E2)≧0.1(2)S>0(3)n≧110のうち少なくとも1つの要件を満たすものであることを特徴とするセメント添加剤。
IPC (4):
C04B 24/26 ,  C04B 28/02 ,  C08L 71/02 ,  C04B103:40
FI (5):
C04B 24/26 H ,  C04B 24/26 B ,  C04B 24/26 F ,  C04B 28/02 ,  C08L 71/02
F-Term (9):
4G012PA04 ,  4G012PB32 ,  4G012PC03 ,  4J002BE041 ,  4J002BG072 ,  4J002BH011 ,  4J002BH021 ,  4J002BH022 ,  4J002GL00

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