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J-GLOBAL ID:200903031515932923

分散性光学遅延線及び該遅延線のレーザパルスの圧縮/伸長への利用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川口 義雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994103746
Publication number (International publication number):1995146492
Application date: May. 18, 1994
Publication date: Jun. 06, 1995
Summary:
【要約】【目的】 広い帯域において直線誤差の小い光学遅延線を提供する。【構成】 周波数変調された光波パルス、とりわけレーザ波用の分散性光学遅延線は、互いに平行で、距離dだけ隔てられ、かつ屈折率Nを有し光波に対して透明な材料の表面上にピッチaで局在化されている、第1の光学格子と第2の光学格子を備える。入射波Σは第1および第2の光学格子を透過することにより、屈折の限界角より大きな角度θ’で回折され、第2の格子からの出射角もやはりθ’である。パラメータN、θ’、a、dの値は、パルスの遅延線通過による遅延時間ΔtR の変動が、準直線領域内でパルスの変調帯域幅Δfに対応するように選ぶ。高出力レーザパルスまたは極めて短いレーザパルスを得るための圧縮/伸長に適用される。
Claim (excerpt):
互いに間隔を保持して平行でありかつ光波に対して透明な屈折率Nを有する材料の表面上にピッチaで局在化している第1の光学格子と第2の光学格子とを有し、Nの値が屈折角の限界値を決定するような中心周波数f0の前後で変調された光波パルス用の分散性光学遅延線であって、入射波Σが、第1の格子と続いて第2の格子を通過することによりその限界屈折角より大きな角度θ’で回折され、第1の格子に対する入射角と第2の格子からの出射角とがθ’に等しく、パラメータN、θ’、a、dの値が、レーザパルスの周波数の関数としての遅延時間の変動が所定値より小さな直線誤差分を除いて直線線分から逸脱しないような領域において、2度の回折によってもたらされるパルスの遅延時間ΔtR の所定の変動が、f0 の前後の変調帯域幅Δfの所定の値に対応するように選ばれることを特徴とする分散性光学遅延線。
IPC (2):
G02F 1/35 ,  G02B 6/00 321

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