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J-GLOBAL ID:200903031527560908

方向性気孔を有する発泡体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 潮谷 奈津夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996325739
Publication number (International publication number):1998158761
Application date: Dec. 05, 1996
Publication date: Jun. 16, 1998
Summary:
【要約】【課題】 軽量性、通気性および濾過性に優れ、方向性気孔を有する高融点物質(金属およびセラミックス)の発泡体を安価に製造する。【解決手段】 工程(a)〜(e)で製造する。(a)溶解炉内において金属又はセラミックスを溶解し溶湯を得る、(b)溶湯に対してH、N及びOガスの内1種以上のガスのみからなり、当該ガスの全圧力1〜500 気圧を加えガスを溶解させる、(c)鋳型を金属又はセラミックスの各融点±50°Cの範囲に予熱する、(d)溶湯に加えられたガスの全圧力を保持したまま、上記予熱された鋳型に溶湯を鋳込む、(e)溶湯に加えられたガスの全圧力を保持したまま、鋳型の上面及び側面からの抜熱を防止し、下面からのみ抜熱をし、溶湯を凝固させ、上方に延びた短径5 μm〜10mmの方向性気孔を有し、且つ気孔率50〜98%の発泡体に一方向凝固させる。更に、溶湯に発泡核となる微細粒子を添加する。
Claim (excerpt):
下記(a)〜(e)の工程よりなることを特徴とする方向性気孔を有する発泡体の製造方法。(a)溶解炉内において金属またはセラミックスを溶解して溶湯を得る工程、(b)次いで、前記溶湯に対して水素、窒素および酸素ガスの内少なくとも1種のガスのみからなり、当該ガスの全圧力を1〜500気圧の範囲内で加えることにより、前記溶湯に前記ガスを溶解させる工程、(c)鋳型を、前記金属または前記セラミックスのそれぞれの融点-50°C以上、融点+50°C以下の範囲内の温度に予熱する工程、(d)次いで、前記溶湯に加えられた前記ガスの全圧力を保持したまま、前記温度に予熱された前記鋳型に、前記溶湯を鋳込む工程、および、(e)前記溶湯に加えられた前記ガスの全圧力を保持したまま、前記鋳型の上面および側面からの抜熱を防止し、前記鋳型の下面からのみ抜熱をし、溶湯を凝固させることにより、上方に長く延びた短径5μm〜10mmの方向性気孔を有し、且つ気孔率50〜98%の発泡体に一方向凝固させる工程。
IPC (2):
C22C 1/08 ,  C04B 38/00 304
FI (2):
C22C 1/08 B ,  C04B 38/00 304

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