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J-GLOBAL ID:200903031596021440

光輝材塗色の測色方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996293371
Publication number (International publication number):1998115555
Application date: Oct. 14, 1996
Publication date: May. 06, 1998
Summary:
【要約】【課題】 比較的少ない数の分光測色値データでもって、正確なレンダリングを行うことができ、とくに光輝材を含む塗料について質感差異を表現しうるレンダリングを行うことができる測色方法ないしはレンダリング方法を得る。【解決手段】 測色・レンダリングシステム1においては、入射光面及びあおり面において、偏角又は準偏角を所定の増分角で段階的に変化させつつ分光測色値データが採取される。ここで、入射光面及びあおり面において、偏角又は準偏角が10°以内の領域では増分角が1°とされて多くの分光測色値データが採取され、測色データの精度が高められる。他方、偏角又は準偏角が10°を超える領域では増分角が5°とされて分光測色値データの不必要な増加が抑えられる。これにより、比較的少ない分光測色値データ数でもって精度の高い測色データが得られ、ひいては正確なレンダリングを行うことができる。
Claim (excerpt):
光輝材を含む塗料が塗布された試料に対して、所定の光源から放射された照明光を照射した上で、複数の反射方向についてそれぞれ反射光の分光測色を行って分光測色値データを採取し、該分光測色値データに基づいて上記試料の離散的な変角分光反射特性データを得るようにした光輝材塗色の測色方法であって、入射光面内において、反射光の反射方向と正反射方向とがはさむ角で定義される偏角を所定の増分角でもって段階的に変化させつつ、各段階でそれぞれ反射光の分光測色を行い、上記入射光面内における複数の反射方向への反射光についての分光測色値データを採取する工程と、入射光面に対して所定のあおり角だけ傾斜した少なくとも1つのあおり面内において、反射光の反射方向と準正反射方向とがはさむ角で定義される準偏角を所定の増分角でもって段階的に変化させつつ、各段階でそれぞれ反射光の分光測色を行い、上記あおり面内における複数の反射方向への反射光についての分光測色値データを採取する工程とを含んでいて、上記の入射光面内における分光測色値データを採取する工程において、偏角が所定値以下の領域では増分角を比較的小さい値に設定する一方、該偏角が上記所定値を超える領域では増分角を比較的大きい値に設定し、上記のあおり面内における分光測色値データを採取する工程において、準偏角が所定値以下の領域では増分角を比較的小さい値に設定する一方、該準偏角が上記所定値を超える領域では増分角を比較的大きい値に設定するようにしたことを特徴とする光輝材塗色の測色方法。

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