Pat
J-GLOBAL ID:200903031642181058

有機エレクトロルミネッセンス素子

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 工藤 実 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998187215
Publication number (International publication number):2000077187
Application date: Jul. 02, 1998
Publication date: Mar. 14, 2000
Summary:
【要約】【課題】 湿式法を用いて高い発光効率を有する有機エレクトロルミネッセンス素子を提供することにある。【解決手段】 本発明の有機エレクトロルミネッセンス素子は、陽極と、陰極と、前記陽極層と前記陰極層との間に形成された正孔輸送性有機物からなる正孔輸送層と、所定の条件を満たす高分子化合物と電子輸送性低分子とからなり、前記正孔輸送層と前記陰極層との間に所定の条件を満たす溶媒を用いて湿式法により形成された電子輸送層とからなる。前記高分子化合物が【化1】[化1]で表される重合体あるいは共重合体であり、R1からR8はそれぞれ独立に水素、フッ素、塩素、アリール基、アルキル基、アルコキシ基を示すか、あるいは/およびRが隣接する場合において芳香環が縮合してもよいことを特徴とする。
Claim (excerpt):
陽極として作用する陽極層と、陰極として作用する陰極層と、前記陽極層と前記陰極層のうちの一方は透明であり、前記陽極層と前記陰極層との間に形成された正孔輸送性有機物からなる正孔輸送層と、前記正孔輸送層中の有機物の溶解度パラメーターの可溶範囲外の溶解度パラメーターを有する溶媒で、かつ室温における前記溶媒中への水の溶解度が2重量%以下である溶媒に溶解可能な高分子化合物と該溶媒に溶解可能あるいは分散可能な電子輸送性低分子とからなり、または前記高分子化合物が電子輸送性高分子であるときには、該電子輸送性低分子無しでも良く、前記正孔輸送層と前記陰極層との間に前記溶媒を用いて湿式法により形成された電子輸送層と、ここで前記溶媒は、2種類以上の溶媒からなる混合溶媒でも良く、ここで、溶解度パラメーターは、前記電子輸送層の成膜温度における溶解度パラメーターを意味し、以下の式で表され、SP={(ΔH-RT)/V}1/2ここで、SPは溶解度パラメーター(cal/cm3)1/2であり、ΔHは蒸発熱(cal/mol)であり、Rは気体定数(cal/(mol・K))であり、Tは絶対温度Kであり、Vはモル体積cm3/molであり、を具備する有機エレクトロルミネッセンス素子であって、前記高分子化合物が【化1】[化1]で表される重合体あるいは共重合体であり、[化1]中のR1からR8はそれぞれ独立に水素、フッ素、塩素、アリール基、アルキル基、アルコキシ基を示すか、あるいは/およびRが隣接する場合において芳香環が縮合してもよいことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
IPC (4):
H05B 33/22 ,  C09K 11/06 680 ,  H05B 33/14 ,  C08L 25/00
FI (5):
H05B 33/22 B ,  H05B 33/22 D ,  C09K 11/06 680 ,  H05B 33/14 A ,  C08L 25/00
F-Term (9):
3K007AB02 ,  3K007AB03 ,  3K007AB06 ,  3K007AB18 ,  3K007CB01 ,  3K007DA01 ,  3K007DB03 ,  3K007EB00 ,  3K007FA01

Return to Previous Page