Pat
J-GLOBAL ID:200903031690044607

アミダーゼ活性を有する新規タンパク質およびそれをコードする遺伝子

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995063911
Publication number (International publication number):1996256771
Application date: Mar. 23, 1995
Publication date: Oct. 08, 1996
Summary:
【要約】【構成】 単一サブユニットから構成されて、アミダーゼ活性を有する新規酵素タンパク質をコマモナス アシドボランス KPO-2771-4菌から分離精製し、このタンパク質をコードする遺伝子を決定した。この新規タンパク質、ならびに該遺伝子を含有し発現させた微生物またはその処理物を、ラセミ体のアミド化合物にエナンチオ選択的に作用させて対応する光学活性有機酸を製造する。【効果】 上記微生物またはその処理物を用いることにより、ラセミ体のアミド化合物よりその対応する光学活性な有機酸を効率的に生産できる。
Claim (excerpt):
下記の理化学的性質を有する新規タンパク質。?@ 作用アミド類に作用し、カルボン酸とアンモニアに加水分解する反応の触媒としての機能を示す。少なくともケトプロフェンアミド(3-ベンゾイル-α-メチルベンゼンアセトアミド)に対しては、エナンチオ選択的加水分解を行い、R-ケトプロフェンを生成する反応の触媒としての機能を示す。?A 基質特異性脂肪族アミドに作用するが、特にn-カプロンアミドに強く作用する。?B 分子量分子量は54.0±2.0kDa(SDS-PAGE)であり、単一のサブユニットから構成されている。?C N末アミノ酸配列Pro-Asn-Ala-Asp-Leu-His-Tyr-Trp-Glu-Ala-Ala-Glu-Leu-Ala-Arg-Lys-Ile-Arg-Ala-Arg-Asp-Ile-Ser-Pro-Val-?D 至適pH及び至適温度pH8.5〜10.0、35°Cで加水分解作用が至適である。?E 温度安定性pH8.0、28°Cで1週間放置しても、活性は75%以上残存している。
IPC (8):
C12N 9/80 ,  C07H 21/04 ,  C12N 1/20 ,  C12N 15/00 ZNA ,  C12P 7/40 ,  C12P 41/00 ,  C12R 1:01 ,  C12R 1:19
FI (6):
C12N 9/80 A ,  C07H 21/04 B ,  C12N 1/20 A ,  C12P 7/40 ,  C12P 41/00 H ,  C12N 15/00 ZNA Z

Return to Previous Page