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J-GLOBAL ID:200903031797927293
疲労強度と耐食性に優れる熱交換器用アルミ合金複合材
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994199671
Publication number (International publication number):1996060280
Application date: Aug. 24, 1994
Publication date: Mar. 05, 1996
Summary:
【要約】【目的】 疲労強度と耐食性に優れる薄肉のアルミ合金複合材を提供する。【構成】 芯材7の片面にろう材9がクラッドされ、他の片面に犠牲材8がクラッドされた3層構造の熱交換器用アルミ合金複合材において、芯材7がSiを0.05wt%以上、 0.5wt%未満、Cuを 0.1〜1.5 wt%、Mnを 0.5〜2.0 wt%含有し、残部Alと不可避不純物とからなるアルミ合金で構成され、犠牲材8がSiを0.02〜0.15wt%、Feを0.1 〜0.4 wt%、Mgを 1.0〜3.0 wt%、Znを 3.0wt%を超え、 6.0wt%以下含有し、残部Alと不可避不純物からなるアルミ合金で構成され、且つろう付加熱後における犠牲材8の硬度が芯材7の硬度以上であるアルミ合金複合材。【効果】 犠牲材8が組成的に耐食性に優れ、且つ犠牲材8の硬度が芯材7の硬度以上であるため、振動下でその表面に亀裂が入り難く、薄肉でも疲労強度に優れる。
Claim (excerpt):
芯材の片面にアルミ合金ろう材がクラッドされ、芯材の他の片面に犠牲陽極材がクラッドされた3層構造の熱交換器用アルミ合金複合材において、犠牲陽極材がSiを0.02〜0.15wt%、Feを0.1 〜0.4 wt%、Mgを 1.0〜3.0 wt%、Znを 3.0wt%を超え、 6.0wt%以下含有し、残部Alと不可避不純物からなるアルミ合金、又はSiを0.02〜0.15wt%、Feを 0.1〜0.4 wt%、Mgを 1.0〜3.0 wt%、Znを 3.0wt%を超え、 6.0wt%以下含有し、更にInを 0.001〜0.1 wt%含有し、残部Alと不可避不純物からなるアルミ合金の内のいずれかのアルミ合金で構成され、芯材がSiを0.05wt%以上、 0.5wt%未満、Cuを 0.1〜1.5 wt%、Mnを 0.5〜2.0 wt%含有し、残部Alと不可避不純物とからなるアルミ合金、又はSiを0.05wt%以上、 0.5wt%未満、Cuを 0.1〜1.5 wt%、Mnを 0.5〜2.0 wt%含有し、更にMgを 0.2wt%以下、各々0.01〜0.5wt%のCr、Ti、Zrのうち1種または2種以上を含有し、残部Alと不可避不純物とからなるアルミ合金の内のいずれかのアルミ合金で構成され、且つろう付加熱後における犠牲陽極材の硬度が芯材の硬度以上であることを特徴とする疲労強度と耐食性に優れる熱交換器用アルミ合金複合材。
IPC (3):
C22C 21/00
, B23K 35/22 310
, B23K 35/28 310
Patent cited by the Patent: