Pat
J-GLOBAL ID:200903031987888413

脱リン方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 森本 義弘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998080041
Publication number (International publication number):1999277098
Application date: Mar. 27, 1998
Publication date: Oct. 12, 1999
Summary:
【要約】【課題】 メタン発酵を阻害することなく十分に脱リンできるようにする。【解決手段】 液状の有機性廃棄物を嫌気性生物処理工程#3と好気性生物処理工程#4とに順次導入して、有機物を分解し、脱窒素するとともに、有機性廃棄物より放出されたリンを好気性条件下の微生物に過剰に摂取させ、発生したリン含有余剰汚泥6を、嫌気性発酵工程#6で発生した消化汚泥9とともに脱水工程#7へ導き、凝集剤10,11を添加し、脱水して、脱水汚泥12として分離する。この方法によれば、凝集剤が嫌気性発酵工程#6を経由することがないので、メタン発酵の阻害を考慮することなくリン除去効果の大きい凝集剤を適量添加することができ、確実に脱リンして、系外へ排出できる。
Claim (excerpt):
し尿、浄化槽汚泥、生ごみなど、性状や濃度が異なる有機性廃棄物を、液状の有機性廃棄物を生物処理する生物処理工程と、固形分を含んだ有機性廃棄物を嫌気性条件下でメタン発酵させてメタンガスを回収する嫌気性発酵工程とを有した処理系で処理するに際し、前記生物処理工程において、液状の有機性廃棄物を嫌気性条件下と好気性条件下とに順次導入して、有機物を分解し、脱窒素するとともに、有機性廃棄物より放出されたリンを好気性条件下の微生物に過剰に摂取させ、発生したリン含有余剰汚泥を、前記嫌気性発酵工程で発生した消化汚泥とともに脱水工程へ導き、凝集剤を添加し、脱水して、脱水汚泥として分離することを特徴とする脱リン方法。
IPC (2):
C02F 11/04 ZAB ,  B09B 3/00
FI (2):
C02F 11/04 ZAB Z ,  B09B 3/00 A
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)

Return to Previous Page