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J-GLOBAL ID:200903032124994785

熱処理歪が少なく曲げ疲労強度の優れた表面硬化部品の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 植木 久一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992131866
Publication number (International publication number):1993148535
Application date: Apr. 24, 1992
Publication date: Jun. 15, 1993
Summary:
【要約】【目的】 機械加工及び成形後の熱処理によっても歪が少なく、しかも曲げ疲労強度の優れた表面加工部品を提供する。【構成】 C,Si,Mn,S,Ni,Mo,Al,V,N等を特定量含有する肌焼鋼を熱処理1(浸炭後、徐冷)、次いで熱処理2(少なくとも表面を再加熱した後、焼入れ)する。
Claim (excerpt):
化学成分がC:0.03〜0.27%(重量%の意味、以下同じ),Si:0.05〜0.35%,Mn:0.3 〜2.0 %,S:0.03%以下,Ni:0.4 〜3.0%,Mo:0.1 〜1.0 %,Al:0.015 〜0.10%,V:0.03〜0.5 %,N:0.004 〜0.02%、残部:Feおよび不可避不純物からなり、且つ下記式で示されるC当量が0.5 〜1.2(%)である肌焼鋼から形成された部品を、C当量=[C]+(1/7.2)・[ Si]+(1/4.8)・[ Mn]+(1/7.5)・[ Ni]+(1/6.0)[Cr]+(1/5.8)・[ Mo]+(1/1.5)・[ V](上記式中、[元素]は各元素の鋼中%を示す)浸炭、浸炭窒化もしくは浸炭浸窒した後100 °C/分以下の冷却速度で徐冷し、次いで使用鋼の組成におけるC含有率が0.4 %であるときのAc3変態点以上850°C以下の温度に加熱して同温度に保持するか、該温度に加熱保持した後いったん600 °Cを下回らない温度まで降温させるか、もしくは同温度まで降温させて保持した後、焼入れを行うことにより、表面層をマルテンサイトと残留オーステナイトが主体となる混在組織とすることを特徴とする熱処理歪が少なく曲げ疲労強度の優れた表面硬化部品の製造方法。
IPC (7):
C21D 6/00 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/32 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12 ,  C23C 8/32 ,  C23C 8/80

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